ヒプノセラピーとは

ヒプノセラピーとは 2015年06月01日 00:01 Pages: 1 2

【ヒプノセラピーによる具体的効果】

単純に前世や未来を楽しみたい
特に悩みもなく、興味で前世を見てみたいと言う場合は、色々楽しい体験になるだろう。普段から前世に興味があり、前世は、こんなんだったんじゃないかなと感じるような人は、別に個人セッションでなくても、グループワークでも十分体験できるはずだ。よく本にくっ付いてるCDで試してみてもいいと思う。ただ始めての人にとっては、中々コツがつかめず眠ってしまう事も多いので、試しにグループワークを受けて、要領をつかんでから、CDで色々挑戦するといいと思う。

特定の人に対する感情の改善
特に何年も忘れられないような人が居る場合、前世での関係性がわかると意外とスッとどうでもよくなってしまうものだ。
前世での関係が分からないから、モヤモヤした気持ちがずっと続いてしまったりする。
片思いの人が居るなら、前世での関係をいくつか確かめてしまったほうが早い。おおよそどんな感じで輪廻してきたのか分かってくると、その人に対する興味自体薄れてくる。
特定の思い癖や嫌悪感情の改善
我々の普段の意識状態においての様々な悩みや心配ごとの多くが、この潜在意識に根付いてしまっている「囚われ」によって引き起こされる。「囚われ」は良く言えば「こだわり」悪く言えば「執着」だ。好き嫌いなんかも結構幼少期に原因が見つかったりする。私の場合、カウンセリングを学ぶまでは、魚とアンコが苦手だった。こんな単純な好き嫌いも、今ではすっかり苦手でなくむしろ好きになってしまった。
原因が分かってしまったからだ。単純に甘いものも魚も母親の好物だからだ。ウチの母親は、保険会社の支部長もやってた人で、非常に何でも良く出来き、それでいて情の深い優しい母親だ。

だから子供の私にとっては否定しづらい。本当は否定したいのに、イイ母親だから否定できない。それが魚とアンコが苦手と言う形で出てきていただけなのだ。
これに気付いてからは、魚とアンコに対する抵抗感が全く無くなった。こんな感じで、好き嫌いの改善などにも役立つ。

  • ヒプノセラピーとは

性格的な改善
人見知りであるとか、会話が苦手であるとか、自信が持てないなど、特定の癖も、幼少期と一緒に前世も確かめると色々と出てきやすい。
ただこう言った性格的なものは、何生も繰り返して根付いてしまってることが多い。ちょっとした癖程度なら効果はあるが、もうちょっと落ち着いた性格になりたいとか、派手な性格になりたいとかと言うのは難しいかもしれない。今まで、お客さんの前世を見てきて、わかってきた事は、生まれ変わっても性格はあんまり変わらないと言うこと。ただ、繰り返し前世を体験していくと、全体的な落ち着きは出てくるかもしれない。

次の章では、実際にヒプノセラピーがどう言う手順で行われるか、詳しく書いてみようと思う。

ヒプノセラピーの具体的内容

【個人セッションの一般的な進行】

では実際にヒプノセラピーは、どのように進むのか。この際なので、お客さんが来て帰るまで、どの様な手順になるか、「京ひぷの」のケースにはなるが、セラピスト側の立場で流れも公開しようと思う。

1.予約まで
「京ひぷの」では、基本的にメールで予約を受け付けている。電話で予約をもらう事もある。予約が入ると、日時を決めて返答する。基本的に予約日時と名前とメールアドレスのみ控えておく。電話番号は、お客さんの方から言わない限り聞かない。
場所が分からなければ、自分で電話をかけるか、探してもらう。これは冷たいようだが、ヒプノセラピーそのものが、「受けたい」「前世が見たい」と言う能動的な本人の意思がないと、体験も進みにくい事が多いからだ。このセッション当日になるまでにも沢山の情報がある。メールフォームの記入を見れば、その時点でドタキャンされる可能性や、セションが進みやすいかどうか等も大凡わかるので心の準備をしておく。これは詳しく書くと警戒されてしまうので、ここでは控える^^;
一言で言えば、普通にまじめに予約して、当日時間通りにストレートにセッションルームに辿り着く人は、セッション自体も比較的スムーズに体験できやすいとだけ書いておこう。

2.当日事前説明
セッションルームに来られると、簡単に氏名や現在の体の調子など記入してもらう。あるいは直接聞く。
特に妊娠中や未成年の方は断られる。未成年であっても別に危険があるわけではない。責任が持てるかどうかだけの問題なので、親の承諾があれば大丈夫の所も多い。
その後、まずは事前説明をする。催眠療法って言うと多くの人が催眠術を連想してしまう。まずその違いを説明しなければならないし、起きたい時、辞めたい時はいつでも自分の意思でやめれる。基本的に本人が望まない限り催眠にかかる事は無いと言う事などを説明する。ところで、私自身、漫画家をやっていたからよく分かるが、メディア関係においてのヤラセは結構普通のことだ。こう書くと怒られそうだが、今さら何でそんなに騒ぐのって思うくらいだ。
別記事でも書いたと思うが、漫画家時代のある時、某恐怖系雑誌で「読者の体験談による本当にあった怖い話」を描く仕事が来て、読者の体験談はどんなのですか?と、編集の人に聞いたら「そんなの自分で考えて」と言われてビックリした!@v@;ようはヤラセだ。
もう断ろうかとも思ったが、その頃は私も生活が厳しかったので引き受けてしまった。一応、人から聞いた体験をヒントに大きく脚色して描いたが、当時の漫画を読んだ人は無駄に怖がらせて本当に御免なさい。

でも、もっとビックリしたのは、掲載された漫画を見たら、私の書いた嘘の恐怖体験談漫画に、なんと霊能者の診断が付いてきた事だ!(爆)
いかにもそれらしく地縛霊による霊障で、どうのこうのと書かれているのだ!って事は、この霊能者も偽者って事か。。^^;
でも、よく思い返せば東京に居た頃は、そんな話は結構普通に色々聞かされてた。値段が高くてビックリする様な商品をTVに出す時、普通に「3000万かぁ、じゃあ5000万って事にしようか」って感じで値段を書き換えられたり、番組内の芸人のアドリブっぽいギャグも、もちろんリハーサルでやってるし、そんなの一度見たら本番ではシラけるだろうに、合図されたら、みんなちゃんと笑うと言うからすごい。。そんな収録の様子の話をよく聞かされてたので、ヤラセがどうのって問題になった時は結構意外な気がした。

もちろん先ほどのいわゆる催眠術もそうだ。最近は無いが、昔は催眠術で女の人が下着だけ残して脱いでいくのがあった。でも何で下着は脱ごうとしないのか、自分だったら絶対全部脱ぐのにと不思議に思っていた(笑)。
あれもちゃんと事前に誰がどこまで脱ぐか決まっているからなだけだ。
男のロマンを壊してしまって申し訳ないが、基本、催眠術も催眠療法も、本人が望まない限り、かかる事は無い。

ヒプノセラピーも、本人が前世を見たいと思わないと、体験できないものだ。だからこのひぷのせらぴーの事前説明時に、本当にこの人は体験したいのかと言うことも、よく確かめておかなければならない。人に勧められたとか、なんとなくって感じの人は、深くは入りにくいし。見たいんだけど、見るのが怖いとか、見るのが恥ずかしいとか、そういった気持ちにブレーキがかかる恐れがあると、まずそのブレーキを外す所からカウンセリングを進めなければならない。

3.テスト
ヒプノセラピーは基本的に本人が望めば誰でもかかるものだ。ただ、多くの人は、前世が「見れる」と期待する。でもこれは人によって見え方に違いがある。映像として見える人も居れば、映像としては見えないが、触覚として感じる人や、音として感じる人など、その体感のしかたに違いが色々あるのだ。
だから元々その人が、音で感じやすい人だったりすると、無理に前世がどんな場面か見てもらおうと誘導しても、なかなか見えて来ない。本人は何も見えないの一点張りになってしまう。でも「じゃあ何か物音はしませんか?」とか「匂いは感じませんか?」とか視覚以外で模索すると、その人特有の感じ方が見つかったりする。またその人が誘導を素直に受け入れられるかも、この時点でテストする。
誘導どおりにイメージできる人なら問題は無いが、「これって想像じゃないか」とか、イメージがいくつか出て「どっちが本物のイメージ?」と言う具合に本番で迷う人も居る。そうなると進みにくいので、誘導を受け入れるためのコツを色々教える事になる。
基本的に何でも頭で色々考えてしまう人は、進みにくい。深く考えず漠然と、こんな感じと表現できる人の方が進みやすい。

4.カウンセリング
ここで、どう言う前世が見たいのか、詳しく話を聞く。こう言う前世が見たいと言う目的が明確であっても、「京ひぷの」では基本的に「仕事」「家族」「恋愛」について一通り話を伺う様にしている。
これは「今の仕事の将来性が不安」と言いながらも潜在意識レベルでは「仕事なんてどうでもイイ、結婚できるか知りたい」って感じの人が結構多いからだ。本人が望むように仕事をテーマに誘導すると中々スムーズに進まないのに、試しに恋愛にテーマを切り替えて誘導してみたらすごいスピードで誘導がポンポン進んでしまうって事が、よくある。正直者~!(笑)
気持ちはわかるので、だからもう最初に「恋愛」については、こちらからも伺っておくようになった。すると特に女性のお客さんの場合、大概、仕事について見るのは辞めて、やっぱり彼との前世が見たいって事になる。

ブロックが厚いと思われる場合は、カウンセリングが長引く事もある。
単純に前世を楽しみたいって人なら、カウンセリングは短めにした方が、体験した時の驚きも大きくなる。
でも何らかの大きな悩みを抱えており、これがあんまり人には話せない様なもの、知られたくないもの、恥ずかしいものだったりすると、当然、前世の中においても、それに絡んだ場面に入ると進みが悪くなる。

そう言った問題が、カウンセリングの時点で見えてきた場合は、もう開き直って、詳しくじっくりカウンセリングする。
全部何を話しても大丈夫なんだと言う安心感を持ってもらえるようにならないと、それこそ前世が見えてきても、そこに感情が伴ってこなかったりするので、それこそ「想像だったんじゃないか?」で終わってしまう。

つまりヒプノセラピーはセラピストが一方的にクライアントの心をこじ開けられるようなものではない。クライアント側も、心を開きたいと言う気持ちと、ある程度の努力がそれなりに必要になってくるセラピーなのだ。
セラピストが何とかしてくれる的な心構えの人には難しいセラピーになる。
私の場合は、こう言ったことが予想される場合は、開き直ってかなり念入りにカウンセリングを行う。
ホントはあんまりカウンセリングを長くするとヒプノセラピーにおいての驚きや印象、気付き感が小さくなるのでよくない。
時には、カウンセリングだけで、なんかクライアントにとっての答えが見つかってしまい、ヒプノセラピーを受ける必要もなくなったって感じでカウンセリングだけで終わる事もあった^^;
本人が、それで満足できたのなら、私はそれで別に構わないと思うが、まぁ商売としては失敗している(苦笑)。

5.ヒプノセラピー
トイレ休憩を挟んで、携帯の電源などは切ってあるか確認してもらった後、いよいよ実際にセッションに入る。
多くのサロンはリラックスチェアなどに座ってもらう。「京ひぷの」でも使っていたが、「ここれんね」では、もう個人セッションをメインでやるつもりは無いので、簡易的なマットを使う予定だ。
でもそれによって体験しやすさや、深さが変わる事は無い。繰り返しになるが体験の深さは本人の本気度に比例する。
それこそ無料モニターの頃は、みな普通のパイプ椅子とかでやっていたし、むしろ多少心地悪いぐらいのほうが、ちょうどイイぐらいだ。誘導の多くはこんな感じで進む。最初は呼吸法や、リラクゼーションから入る。そしてリラックスできるような空間をイメージする。花畑とか草原とか浜辺とかだ。その場所から歩き出して前世に向かう。
階段やエレベーター、トンネルなどをイメージして、通り抜けると言う感じで前世に誘導する。前世に入ると、足元から自分の姿を確認していく。また場所や時代などを確認する。
あとは、セラピストや流派によって様々だ。「京ひぷの」の場合は、最初の場面から夕食の場面に移動して家族構成の確認。あとは、カウンセリング内容に合わせて臨機応変に必要な場面に誘導していく。多くの場合は、こんな感じで基本的には一つの前世に絞って詳しく見ていく感じだ。

1回のセッションの中で、いくつもの前世を見て回る事も出来るが、特に初めての人にはお勧めはしない。一つ一つの前世が薄くなって、何がなんだか分からない体験になってしまいやすいからだ。
それでも勝手に飛んでしまう様な人も居る。この場合、潜在意識に吐き出したい思いが複数溜まっていて、ここぞとばかりに次々吐き出されていく状態だ。
こうなった時は、もうクライアントにまかせて誘導するしかない。
またこの人は親との関係性の問題が大きいなと感じた時は、本人が望まなくても前世においての、前世の親との対話に誘導する事もある。今世の親には吐き出せない気持ちも前世の親になら吐き出せたりするからだ。

最後は、その前世において亡くなる場面に誘導する。亡くなった後は昇天する形で誘導し、少し振り返りなども含めて、ガイドに会いに行く。ガイドと言うのは、「京ひぷの」ではハイヤーセルフと言う呼び名で、ようは自分の潜在意識そのものを擬人化して対話するような感じで基本的には解釈してもらっている。
実際にはその人自身を守護しているらしき存在から答えが返ってくる事も多い。ガイドからアドバイスをもらったら終了。振り返りと覚醒誘導で目覚める。

6.シェアリング
セラピーが終わったら、感想などを伺う。たいがいは1回目で満足されるが、時にはブロックが厚く1回目で深い体験に至れない場合もある。それでも終わった後のお客さんの顔色を見ると明るくなってるのがわかる。本人は気付いてなくとも色々消化できている証拠だろう。
そんな人でも本人さえその気があれば、2~3回目でたいがいは満足感が得られるようになる。
「京ひぷの」では、ここでセッション中に記録した手書きのメモのコピーをお客さんに手渡す。
支払い
最後に、料金を支払ってもらって、終了となる。
基本的には、こんな流れが一般的だとは思う。

【グループワークの一般的な進行】

おおまかな流れは個人セッションとあまり変わらない。

1.予約まで
基本的には、個人セッションと変わらない。友達と一緒に参加を申し込まれる方も、たまに居るが、その場合は、一緒に参加される友人自身、本当に前世に興味があるかどうかは、事前に確認してもらってからの方がイイ。よく分からないけど‥とか、何となく・・って感じでは、体験自体薄くなる可能性がある。ヒプノは受けたいと言う本人の意思が一番重要だ。
2.当日支払い
当日来てもらったら「京ひぷの」では、グループワークの場合、最初に料金を支払ってもらう様にしている。これは最初のうちは、みんな緊張感で、気が張り詰めてるが、終わる頃には、みんな馴染んでしまって、私自身ホッとしすぎて、料金を支払ってもらう事を、そのまま忘れてしまう事があるからだ・・。ただそれだけの事だ(笑)。
3.事前説明
参加者同士の自己紹介の後、ヒプノについての事前説明を行う。内容的には個人セッションと変わらない。
4.カウンセリングワーク
どんな前世を体験したいか、参加者一人一人考えてもらい話してもらう。その後「京ひぷの」では、どんな風に体験するのか、今までの事例で参考になりそうな話をしたり、質問を受けたりする。
5.ヒプノの練習ワーク
サロンによっては、この辺で緊張を緩ませる体操とか色々やると思う。「京ひぷの」では、もうここで練習を兼ねて、短いヒプノを行う。それぞれ体験できるタイプかそうでないかを軽く確かめるためだ。シェアリングを行って、何も見えなかったとか、体験できなかった人は、私が個人的に誘導して体験の練習を行う。その間、他の参加者たちには休憩していてもらう。
6.前世体験目標の最終確認
ここで、最終的な確認として、もう一度、どんな前世を見に行きたいか確認もかねて一人一人話してもらう。
参加者同士で話してる中で、この時点で気が変わって目標を変える人も出てくる。
7.グループヒプノセラピー
トイレ休憩の後、いよいよ前世に誘導する。それぞれ好きな体勢になってもらう。椅子に座ったままの人もいれば、床に寝転ぶ人もいる。
進行は、前世に入るまでは個人セッションと変わらない。呼吸法やリラクゼーションから入って前世に向かう。
前世に入った後は、生活環境のわかる場面から重要な場面、幸せな場面、テーマに関わる場面、そして亡くなる場面と進む。亡くなった後は、ガイドからアドバイスをもらい、その後は、「京ひぷの」の場合、ちょっとだけ未来を見に行ったり、また参加者同士の前世を見にいったりする。そして現実に帰ってくる形だ。
企画ものとして、古代文明の前世とか、宇宙人の前世とか、天界の前世とか、特定のテーマに沿った誘導を行う事もある。
8.シェアリング
ヒプノが終わった後、簡単にシェアリングを行う。時々面白い現象も起きるので興味深い。
例えば、グループワークの時は、私自身みんなを誘導しながら自分の前世も自分で見に行く。ある時、最初の方の場面で、幕末ぐらいの時代で、浜辺で子供たちが一人の女の子をいじめてる場面が出てきて、「こらこらよしなさい」と止めに入る場面が出てきた。これを見て私は「何か浦島太郎みたいな場面だなー」と思った。

そしたらヒプノが終わった後、参加者の一人が、どう見ても前世の場面と違う違和感のあるイメージが浮かんできて仕方なかったと言う人が居た。その割り込んでくるイメージはどんなのですか?と聞いたら「竜宮城なんです」と言われてビックリ!大笑いした。

多分、私の誘導の声を聞いてると、私の中の浦島太郎みたいと思った感情まで間接的にキャッチされて竜宮城として解釈認識されてしまったのだろう。
それ以来、みんなを誘導しながら自分も前世を見に行くのは、ちょっと控えるようにした。

他にも、参加者同士で、セッション中、お互いに何か違う存在が見えたり、光が見えたり、個人セッションとは違って、数人集まって実施すると色々面白い事が起こるので、グループワークはグループワークで結構、私自身も色々楽しめる。
シェアリングが終了したら、これで終わりとなる。

【ヒプノセラピーの種類】

別に特に悩みなどは無く、単純に前世を体験してみたいって方にとっては、ヒプノセラピーは結構楽しい体験になる。ヒプノセラピーには色んな種類があるが、特に楽しめそうなものを紹介しておく。

前世回帰
いわゆる前世療法だ。単純に自分の前世が知りたいって人にとっては、楽しい体験になる。でも、目的はある程度絞っておいた方が体験にも深みが出る。
前世見れたら涙が出て感動体験できるかもって感じで、感動体験そのものが目的になってしまうと、潜在意識もどの前世に飛べばいいのか迷ってしまい、なんだかよく分からない体験で終わって、これってただの想像じゃないの?って感じの不完全燃焼感覚で終わってしまうこともある。
好きな人との前世の関係を知りたいとか、出来るだけ今の自分が興味のある事、知りたくてたまらないって感じの事に関連した前世を見に行ったほうが、体験も深まりやすい。
前世回帰を受けるなら「前世が見たくて仕方が無い時」が見ごろだ。「今半額セールみたいだから」みたいな理由だと、意識が半額セールに囚われてる状態なので、体験も薄くなってしまう恐れがある。
インナーチャイルド
インナーチャイルドとは、幼い頃の未浄化の自分の感情が分裂して子供のまま、自分心の奥に隠れていると言う概念だ。その子供に会いに行き、自分と統合していくセッションになる。
これはあんまり楽しむ為と言うより、自分と向き合っていくセッションなので、何か悩みがあったり、消化できない気持ちがあったりする時に受けるといい。
ただ、インナーチャイルドは、前世療法に比べると、本格的にやってる所は少ないかもしれない。年齢退行をインナーチャイルドと呼んで行ってるサロンもある。最初の方で書いたように、簡易的なものだけの事もあるので、本格的に受けたい場合は、事前に内容を確認しておく方がイイだろう。
未来巡航
未来については、そのまま未来に誘導するのではない。最初に「最高の未来」を設定してもらって誘導する。
なぜなら、未来を見に行くということは、その未来のイメージが今の自分の潜在意識に焼きついてしまう。つまり自分に暗示をかけるのと同じことだからだ。前世や過去を見るのは基本的には「出力(吐き出し)」になる。過去に起こった事、すでに終わった事に対する感情の消化だ。(場合によっては出力の後、記憶の書き換えと言う形で入力するケースもある。)
未来の方は基本的に「入力(吸収)」という事になる。これから起こることを自分でイメージを作り上げて、それが潜在意識に焼きつく形だ。
だから中途半端な未来を見に行ったら、その中途半端な未来を目標に潜在意識が動こうとしてしまう。なので、とにかく最高の幸せな未来を先に設定してもらって、それを見に行く形になる。

  • ヒプノセラピーとは

ただ、「最高の未来」なので、当然その未来に向かうには現実においても「最高の努力」が必要になる。
よくあるのが「未来で素敵な旦那さんと出会って結婚して幸せになりたい」とする。
そう設定して誘導すると、まぁまず理想的な結婚の未来が出てくる。

これは、想像と言われればそれまでだが、想像も潜在意識にそれなりの情報が無いと作れないもので、想像できる時点で可能性として存在する未来として解釈できる。逆に全く無理な未来はイメージをしようとしても難しいものだ。

最高の未来に行って、その場面を見る事で、あらためて潜在意識にイメージが焼きつき、引き寄せの法則のごとく現実で引っ張られる。現に私自身、いつも引越しする時は先に未来巡航で確かめて、その部屋の特徴を覚えておいて現実で探すと、その通りの物件が見つかる。

ただ、お客さんに多い結婚相手が誰か探すという作業になると、色々注意が必要だ。
大概は、未来巡航の中で見た理想の結婚相手が、数ヵ月後、現実でも現れたという報告は、よく聞く。でもその人と付き合いだしたと言う報告まではあったが、結婚に至ったと言う報告までは、今の所まだ無い。まぁ本当にうまくいってたら「京ひぷの」の事なんかスッカリ忘れてると思うので、報告が来ないだけかもしれないが。

つまり未来巡航は、見えたからといって、現実にそうなるかは本人の努力次第と言うことだ。
「最高の未来」として誘導するので、実現させるなら現実でも当然「最高の努力」は必要だということだけは言っておこう。

また時には、未来に誘導しようとすると、ガイド(ハイヤーセルフ)が止めに入る事がある。
これは、今のその人にとって良い未来をイメージする力が不十分な時だ。悲観的であったり、自信が十分に無かったりすると、そんな風に未来が見えない場合もある。こう言った場合は、まずは前世なりインナーチャイルドなり過去としっかり向き合う必要がある。

その他のセッション
他にもセラピストによって様々なメニューがある。
「未来世療法」は、未来世を見に行くものだが、「京ひぷの」では、メニューには入れてなかったが、基本的には未来巡航と同じで、自分の望む来世を先に設定して、それを見に行き、じゃあこの来世に転生するには、今世でどの様な生き方をすればいいのかという風に探っていく形で行っている。
まぁ来世にまで興味があると言う人がいそうであれば、今後私も考えてみたいプログラムではある。あとは、暗示誘導系のものだ。この辺りも「京ひぷの」では本格的にはやってはいないが、ダイエットがスムーズに進むようにする暗示誘導や、タバコをやめる為にだとか、色々ある。
大概は、クライアントの好きなように設定して誘導できるものなので、こんな事は出来ますか?と事前に相談してみるのもいいと思う。

ただメニューに無いものは基本的には、需要が無いか、効果があまりわからないと言ったものだと思うので、最初からどういうヒプノが受けたいか決まっているなら、最初からそれがメニューにある所で受けた方がいい。

実験的セッション(京ひぷのの場合)
京ひぷのでは、いくつか実験的なヒプノを行っていた。まず「ヒプノリンク」。これはグループワークで参加者を誘導する時に、参加者同士で会っていた前世に誘導する手法だ。
多くの場合、グループワークは、縁のある人同士が集まりやすい。だから参加者同士で会ってた前世という形で誘導すると大概、何らかの前世の場面が出てくる。それを終了後にシェアーし合うと、ちょうど占い師にアナタは前世でこんな事してたよと、他の参加者から教えて貰えたりするので面白い。

私自身もお客さんが見つけてくれるので、私自身も楽しい。多くは坊さんや神主さん、占術師や霊能者みたいな登場が多かったが、時々「魚屋さんでした」「魚を売りに来てました」と言われる(笑)。なんかそんなイメージ全く無かったので、笑ってしまうけど、全く接点のない数人のお客さんからそんな風に教えられたので、どこかに魚屋の前世もあったんだと思う。
是非あらためて自分で確かめてみたいと思っている。

「タイズセラピー」。これは一時期、テストモニターを行ったが、かなり特殊で面白いが、危険でもある事が判明したのでモニターテストだけで廃止した。
これはクライアントが希望する特定の人の中に意識を移動させて、その対象となる人の気持ちを理解するというセッションだ。たとえば片思いの人がいたら、ヒプノの中で、その片思いの人の中に入って気持ちを探る。そしてこちらからどう言う風に接すれば、片思いの相手が振り向いてくれるか、みたいな感じで色々探っていく、ちょっとよこしまなセッションだ(笑)。

しかしこれがある時、対象となる相手の中に入ってもらった時、お客さん自身知らないはずの相手の過去の情報などがスラスラ出てきてしまった事があってビックリしたのだ。
その直後、お客さん自身、顔色が悪くなったので、急きょ中止した。
私的には、お客さんの記憶の中の対象相手のイメージの情報から対象相手の気持ちを探ると言う形のつもりで誘導していたのだが、これは現実においての対象となる相手の意識の中に本当に入ってしまったのかもしれない。そこでカルマの交流を起こしてしまったから気分も悪くなったんだろうと思った。

でもこれって、考えようによっては、国家間のスパイ活動に使えるんじゃないだろうか。超能力で透視するリモートビューイングより簡単かもしれない。
もし私が突然失踪したら、CIAに利用されてるかもしれないと思って、捜さないで忘れてほしい。
そんな訳で、ちょっと危険性があるので、それ以来タイズセラピーは封印することにした。
ちなみに、これには、もう一つ似た様な事が起こったことがあった。

私が亡くなった祖父との関係のわかる前世を見に行った時だ。戦時中の場面が出てきたのだが、非常に違和感があった。
戦時中の前世については、すでに私はお坊さんで被爆地を歩き回っていた記憶がある。なのに祖父との関係のわかる前世は、それと同時期と思える第二次世界大戦中で、私が銃を持って訓練している場面だった。
時代的に重なってしまうので、おかしいなぁと思いながらも自分を誘導していくと、その記憶の中で、孫が生まれ、その孫が今世の私自身だと気が付いた。

つまり、自分の前世を見に行ったつもりが、生前の祖父の人生を体験していたのだ。
なぜそんな風に誘導がズレたのか分からなかったが、そのまま未来に進むと、生まれ変わった未来の祖父の人生も出てきた。現代の日本のようだ。

そのまま興味本位で進めてみると、何か本を読んでいる。その著者が私の名前なってた。
??これはまだ未来と言う事だと思うが、もしかすると私は将来本を出すのか?
まぁ、おそらくそんな未来の可能性の一つを見てるんだろうとは思うが。同時にやっぱり縁のある魂は、縁のある相手を見つけやすいのかもなとも思った。
私が本を出すと、転生した祖父が見つけて読んでくれるのかもって思うと、ちょっと嬉しい。
と言うか、祖父はもう転生して、今、小学生ぐらいなんだろうかと思うと、またなんとも不思議な感じだ。

ちょっと話がそれてしまったが、そんな感じで他人の視点で進むから何とも不思議な感覚だったが、しかしこのセッションを終えて、目が覚めた後、ゲップが止まらなくなった。浄化作用だ。亡くなった人の中に入ってしまったからという事か、これもカルマの交流を起こしたと言う事だろう。

そんな感じで、何らかの形で、他人の意識や他人の前世に入り込んでしまう事がたまにある。
しかし他人となると、互いに違うカルマをもって人生を送っているわけなので、当然それが交差してしまうと色々支障が出て気分が悪くなったりするようだ。
でもこういう事もあるという事で一応ご紹介した。

【個人セッションとグループワークの違い】

通常はヒプノセラピーと言うと個人セッションを指す。
個人セッションは、クライアントの目的に合わせて、クライアントの状況を考慮しながら自由に誘導できるので、より深い体験に繋がりやすい。

グループワークは、数人を同時に誘導する関係で、クライアントに合わせて誘導することは出来ない。前世も大体、重要な場面>幸せな場面>テーマに関わる場面>亡くなる場面と言う感じで絞られる。
ただ、セラピストにとっての負担も小さいので、低価格で体験できる。
同時に同じように前世に興味のある人と怪しい話が色々出来るのもグループワークの醍醐味ではある。
結構、グループワークは、何らかの縁のある人同士が集まるものだ。
先ほどのヒプノリンクをすると、それが明確になる。打ち合わせてもいないのに全員が同じと思えるような古代文明の一場面を見てしまう事もあった。

また集まる人数も「京ひぷの」で4人前後を基準としているが、日によっては、それ以上集まる事もあれば、1人しか申し込みが無いときもある。でも一人の時は、その人自身、他の参加者に聞かれたくない話があったり、それはそれで意味があったのかと後から気付くこともよくある。まるで上から誰かに操作されてるのか?と思う様な形で、縁のありそうな人が互いに揃っていくから面白い。

さて、この個人セッションとグループワークでの体験そのものの差はどれぐらいのものなのか。これについては、個人差があるとしか言えない。私自身、今では個人セッションでなくてもグループワークで十分すぎるほど体験できる。そもそもこの差がなぜ生じるのかを説明しなければならないだろう。

例えば、友人と食事に行った時、食べたラーメンが美味しかったとする。そこで友人に「このラーメン美味しいね」と言ってみる。
この時点では、本当に食べたラーメンが、世間一般的に美味しいのか。自分だけがそう思い込んでるだけなのかわからない。自分だけだったらちょっと恥ずかしいと言う不安もあり、「このラーメンは美味しい」と言う確信にまでは、至りにくい。

しかし友人が「うん、美味しいね」と返してくれると、自分の中で「あぁ、やっぱりここのラーメンは美味しいんだ」と言う確信に至りやすくなるだろう。
これがもし友人が何も答えてくれなかったり「へ~」とか「ふぅ~ん」で返されると、「あれ?ここのラーメンは美味しくないの?私が感じてるこの美味しさは間違ってるの?」と、「美味しい」と言う確信に至れなくなる。

極端に言えば、個人セッションとグループワークの違いは、この確認に至れるかどうかの違いなのだ。

個人セッションの場合、クライアントが「今、草原の様な所に居るみたいです」と言った場合、この時点ではクライアントの心の中では、「多分、草原だと思うんだけどなぁ。これは本当に草原でいいのかな?」と言う感じで確信に至れないで居る。

そこにセラピストが「草原の様な所に居ますね」と返してくる。この時点でクライアントの気持ちは「そうそう、草原みたいなのよ」と言いつつも心の中では「ここは草原だと思って大丈夫なんだ」と言う確信に至りやすくなる。

個人セッションは、この「確信」の繰り返しで進むので、鮮明感を伴って進みやすいのだ。
もちろん必要な場面に進める自由さもあるが、体験の深みに限って言えば、そういうことだ。

グループワークでは、セラピストが一方的に誘導していくしかないので、参加者は、沸いて来るイメージ一つ一つに確信が持てない。「今のこの場面は草原でいいのかなぁ?」と迷いが残ったまま、セラピストに確認できずに進んでいく。だから全体的にボヤけやすい。明確に体験したければ、個人セッションの方が向いてるだろう。

ただ逆に言えば、一つ一つ確信に至れるタイプの人なら、グループワークでも十分深い体験が出来ると言うことだ。この確信に至るコツとしては、「間違っていても構わない」と開き直ることだ。正しく前世を体験したいと考えるから迷いが生じる。
もちろん、実際間違ったイメージが出ることも多々ある。でも間違ったイメージが出て来た時は、大概進んでいくうちに気付く。ああ、さっきのイメージは間違っていたと。

個人セッションでも、もちろん「間違っていても構わない」と言う気持ちでいられるとより進みやすく深い体験に入りやすくなる。

何度も言うように重要なのは、その前世が正しいかどうかではなく、そこに伴う感情がどうなのかと言う部分だ。その前世が本当かどうかはどうでもイイ事なのだ。
そもそも事実を証明する事も出来ないのだから、正しく見ようとしたところで大して意味は無い。
それを踏まえて、間違っていてもイイと開き直って体験できれば、より感情に集中できて深い体験になるだろう。

ヒプノセラピーのスピリチュアル的考察

【輪廻で繰り返される似た人生】

人は何度も似た人生を送ってしまう話は、すでにしたが、この際もう一つ付け加えておきたい重要な話がある。

いろんな人を前世に誘導していく中、ちょっと怖い共通項を見つけた。
前世で何か悪い事をすると来世に影響して来世でひどい目に合うというカルマ的な解釈は、おおよそ誰にでも想像つくんじゃないかと思う。特に日本の場合、そういった業的な考えは結構普通だ。今までのお客さんの体験の中でも、なるほどこれが業という事かと感じさせられる事はよくある。と言っても「カルマ」の記事でも書いてるように、天罰が下るというよりは、本人が罪意識を来世に持ち越してしまい、見合った人生を引き寄せるというものだ。

そんな中、じゃあどんな罪が一番重いと思うだろう。多くの人は、やはり殺人が一番重い罪なんじゃないかと考えるだろう。
しかし実際はどーも違う。これは結構自信を持って言える。もっとも重い業を背負う行為は、どうやら人を呪ったり憎んだり恨んだり、念じ続ける事による業だ。

でもこれは、前世の記憶としてはなかなか出てこない。前世で「丑の刻詣り」に行っていたなんて記憶は思い出したくないものだ。実はいくら前世を体験しても何も改善されないお客さんがたまにいる。
なんでだろうと思い、私もお手上げ状態の時、私が代わりに先ほどのタイズセラピーの要領で、お客さんの意識に入って前世を覗きに行ってみた事がある。そしたら、「丑の刻詣り」をしている前世が出てきたのだ。

ちょっとゾッとしたが、こういうケースが1件ではなく、3~4件ほどあった。そしてその人自身の精神状態もよく似ている。だから人を呪ったり、何年も人を恨んだり、憎んだりと言った念を飛ばすような事は絶対に避けたほうがいい。かなり来世に影響してしまうものと私は考えている。

もしこういった前世が見つかった場合は、もうひたすら懺悔していくしかない。
懺悔は、別にこういった前世が無かったとしても良い事だと思う。そもそも人間は他の生命の命を奪わないと生きていけない世界に生きている。そこから懺悔を始めてもいい。
「私の中の罪悪感を消してください。ごめんなさい」だけでもいいのだ。

あと、もう一つ。前世で自殺をしていた場合だ。よく自殺すると永久に闇に彷徨うみたいな表現をされるが、確かにそれはそうかもしれないと私も思うが、衝動的であったり、一時の感情的な自殺の場合は、生まれ変わりもあるようだ。
前世で自殺した記憶を思い出すお客さんが何人かいたのだ。

ただ、その場合、前世と同じような人生を送っていて、前世において28歳で自殺していたとすると、今世でも28歳が近づくと自殺願望が強くなってくる様だ。
でも今世でなんとか、その28歳を超えると、自殺願望も弱まってくる事を確認できた。

結構、人生の流れそのものが前世の繰り返しと言う事が多いので、今の状況は前世で経験済みだと考え、じゃあどうすれば今世では違う流れに変えれるかと、そんな風に自分の人生を、ちょっと客観的に振り返ってみるのもイイかもしれない。
いつも言ってることだが、逃げ道が無いと感じる時は、こんな所に逃げ道があるわけ無いと思える所に大概、意外な逃げ道が隠れているものだ。

【5年で辞めていくヒプノセラピスト】

さて最後は、最初の方で話しかけた問題についての話。
実は、これは某癒し情報サイトから掲載のお誘いが来た時に担当の人から聞いたのだが、ヒプノセラピストで長くやってる人をあまり見ないと言うのだ。だいたい3年から5年で辞めていく人が多いと言う。
これを聞いた時、正直「やっぱり」と思った。なぜなら個人的にヒプノセラピーは、クライアントよりセラピストにとって危険な行為だと思えるからだ。最初の方に少し書いたクライアントからもらってしまうエネルギーの問題だ。

世の中には色んな癒しサービスがある。占いはもちろん、ヒーリング関係も多種多様だ。
ヒプノセラピーも、それら癒しサービスの一つと言えるが、個人的には方向性が他のものと結構違うと感じている。
スピリチュアル的に言えば、他のヒーリングが光をもらうセッションだとすれば、ヒプノセラピーは自分の中の闇を吐き出すセッション。インプットとアウトプットの違いだ。

つまり、何か特別なエネルギーをもらって楽になるのではなく、自分の中の苦しみのエネルギーを吐き出して楽になる形だ。
だから、インプット系の癒しは、ふわっと癒されて楽になる。でも本質はあまり変わらない。
アウトプット系は、自分の闇が深いほど、吐き出すときに苦痛を伴う。でもうまく吐き出せると本質から変わる。
しかしこの時、出てきた闇を、セラピスト側が吸収してしまう事がある。
特に私の場合、元から前世とか普通に出てくるぐらいだから、情報の壁が薄かった。その分、悪いエネルギーも跳ね返せずに吸収してしまいやすい。

「京ひぷの」を始めてからこれがずっと気になっていた。
やり始めた当初から、結構お客さんの感情が入ってくる感じがあった。特に右わき腹に入ってくる感覚が強くなってきていた。自分なりに入って来ないよう試行錯誤していたが、なかなか難しかった。
そしてちょうど100人ほどこなした頃だ。ちょっとスピリチュアル的な話になって申し訳ないが、妙に上の方々が騒がしくなって来てる感じがして、意識を集中するとみんな「そろそろ次に行こう」「次に進もう」的な事をしきりに言ってる事に気づいた。

その直後に、突然右わき腹が実際に痛み出して、みたら赤い斑点がいっぱい出来ていた。
何じゃこりゃ~!と、すぐに皮膚科に行ったら、帯状発疹だと診断された。何かストレス的なものから来るとか何とか言われたが、自分の中では明らかに100人分のカルマが入ったと思った。
ここでカルマと表現したのは、こんな事もよくあったからだ。
例えば、怒りとか好き嫌いと言った嫌悪感情の強いお客さんが帰った後、ちょっと足の小指を角にぶつけて怪我をしたり、痛いと感じるようなトラブルが増える。

エリアシフトでも説明しているが、怒りとか好き嫌いと言った嫌悪感情は、痛みに関係しており、寂しいとか依存心等の孤独感情は、不快感に関係していると私は考えている。そしてこのカルマは、人と接する中で互いのカルマが混ざりやすくなる。
占いをされてるお客さんでも、この話を教えると非常に納得された方も居た。ヒプノに限らず対面で交流するセラピーにおいては、こう言った事が起こりやすい様だ。

私自身、別記事「霊能者」でも書いたが、おかしくなる前の霊能者Nさんに1度きり会ってから、それ以降会わなかったのは、人を霊視した後、翌日動けなくなると聞いていたからだ。
今にして思えば、獣の霊に憑かれたと言う事も原因ではあるが、それ以前に沢山の人を霊視していたが為に、それだけエネルギーが下がってしまって、獣の霊と波長が合ってしまったと見ることも出来る。
宗教団体の教祖がおかしくなって事件を起こすのも同じだ。沢山の信者に依存される為に、その分のカルマを背負ってしまう結果、波長が下がって低級霊に憑かれておかしくなる。

こんなことを書くと優しい人は、セラピーを受けにくくなるかもしれない。でもむしろそう考えられる人は、実際にはセラピストにとっては、別に大した事が無いので安心して欲しい。
一応これらに対する対処法も、ある程度は見つかってきているので、それをこれから書いてみる。

【「助けてあげたい」と思ってはいけない】

実は、上記の様な問題はスピリチュアル系でだけ起こるわけではない。例えば、通常のカウンセリングにおいても、クライアントの話を聞いた後、カウンセラー側がしんどくなる事もよくある。
これは心理学においては、カウンセラー側にもクライアントと似たような未解決の心の問題があり、それが共鳴して浮き上がってくる為にしんどくなると説明される。確かにそういう見方も出来る。
カウンセラー側の心の問題が完全に無くなったら、確かにしんどくなりにくいと思う。でも私は、それは共鳴要素が無くなったからと言うより、カウンセラー側の感情がいちいち動かなくなるからだと考えている。

と言うのも先ほどの5年で辞めていくヒプノセラピストが多い反面、それ以上長年続けているヒプノセラピストもいる。そんな人達とも何人も接してきたが、確かにそういった人達は、クライアントから何らかの影響を受けて、しんどくなってる様子は無い。
じゃあ、そう言った人達は、もう心の問題が完全に無くなってるから影響を受けないのかと思うと、そう言う感じでもなく、あぁ、この人は、こう言った囚われがあるんだなと感じる事もよくある。

ただすごく冷静で理論的だったり、サバサバした感じの人が多い。自分なりの情報の壁を上手に作ってる様な感じだ。潜在意識の部分で書いたように情報の壁で潜在意識を守れているような感じだ。かと言って、その分、潜在意識に入りにくいのかと言うと、そうでもなくうまく情報の壁の中で信号を変換して潜在意識にアクセスできるような感じだ。

これってちょうど医者や看護師さんに似てると思った。こう書くと怒られるかもしれないが、話は優しく聞いてはくれるものの、あくまで仕事としてで、本心では他人事って感じのイメージだ。
考えてみれば医療関係者も看護師さんも、いちいち患者一人一人に同情していたら体が持たないだろう。仕事として淡々とこなす事は、当たり前といえば当たり前のことだ。

でもこの姿勢がクライアントにとってもイイ結果をもたらすこともよくわかってきた。
クライアントに対して「何とかしてあげたい」と言う気持ちで接すると、より大きく影響を受けてしまい、同時にクライアントの方も必要以上にセラピストに対する依存心が大きくなってしまう。

だから「何とかしてあげたい」と考えるのではなく。本人が自力で何とかできるようになることを願って接する感じだ。問題解決できるのはクライアント自身であり、セラピストではないと言う事をベースに、あくまでそのお手伝いと言う感じだ。

特にスピリチュアル色が強いと、セラピストの近くにいるだけで、まるで不思議な力で救ってもらえる的な気持ちをクライアントに持たれてしまう事がある。
逆に言えば自分はこの人によってしか助からないと勘違いされる。そうなってしまうとセラピストに接していないと不安が大きくなってしまいセラピーも逆効果だ。
その人は自分の力で何とかしようと言う気持ち自体持てなくなる。自分が見つめるべき部分に目を向けようとしなくなってしまうので、永久に何も変わらない。
まぁ商売目的なら延々と通ってもらえるので都合のイイお客さんではある。

でも時にはそれがストーカーの様になったり、事件にでも発展すると怖い。今のところ京ひぷのでは、そこまで危険性のあるお客さんはいないが、いつ誰がそうなるかの危険性は常にあるので、クライアントの許可を得て会話を録音しておくとか、カーテン越しに第三者についていてもらうかなど、そういった対策も必要かもしれない。

まぁ、そう考えると「セラピスト」と言う言葉自体よくないかもしれない。セラピストと書くと当然お客さんは普通「助けてもらえる」とイメージしやすい。
「ヒプノガイド」とか何か別の言葉を考えた方がイイかもしれない。

【長く続けるための対策】

長く続くセラピストは、上手に影響を受けない体質と言ったところ。3~5年で辞めていくヒプノセラピストと言うのは、やはり多くは体が持たない事が原因だとは思う。じゃあ影響を受けない体質に変えていく事はできるのか。一つは情報の壁を厚くしていく事かなとは、思っている。

私自身、漫画家をやってた頃なんかは、情報の壁が厚かった。その違いがよくわかるのは、残酷な映画を見た時ハッキリする。昔はホラー映画とか、全然平気で見れた。なのに最近は全く見れない。
見ると翌日すごく気持ち悪くてしんどい。カウンセリングを勉強し始めて、情報を取り入れる事に興味が無くなり、ブロックも緩んできた感じで自然と情報の壁が薄くなってしまったんだろうと考えている。

それをまた壁を厚くしていくと言うのは、果たして本当に自分にとってイイ事だろうかと考えてしまう。個人的には、これらの情報の壁は自分が亡くなる時は逆に重荷になりそうなイメージがあるので、あんまり気が進まない。心そのものも壁が無い方が楽だ。

次に考えたのは、重いエネルギーが入ってしまってもすばやく吐き出せるようにできないかと言う事。入りやすくなったと言う事は出しやすくもなったのではと考えたのだ。
色々試行錯誤した。自分なりの排出する手段を見つけるしかない。大量の水を飲んでみたり、浄化に良さそうな食べ物を探してみたり。

色々試していくうちに、セッションが終わるとゲップが出るようになった。これが段々増えてきて、セッションが終わると翌日ゲップが止らなくなるのだ。
どうも体が勝手にゲップで、もらったエネルギーを吐き出そうと動くようになったっぽい。ゲップではなく、シャックリやクシャミが止らなくなる時もある。

多分、セラピストによって浄化の特徴は色々違うと思う。それらは意識してると、ああこれが自分なりの浄化作用かとわかると思う。
でも翌日丸一日ゲップが止らないのはつらい。次にどうすれば、このゲップが出る時間が減るか色々試した。そんな中で出てきた結論は、結局エネルギー的なものはエネルギー的なもので、対応するしかないことが分かってきた。

これはかなりスピリチュアル的で怪しいので、簡単にだけ書いておく。いわゆる五体投地だ。
密教系の修行をされてる人なんかも五体投地はよくするらしい。私も昔、知人に教わったことがあるが、これを色々試していくうちに、ほとんど我流になってしまったが、セッションに1時間かかったとすると、倍ぐらいの時間、2時間ぐらい五体投地するとかなりスッキリするし、翌日ゲップが止らないって所まではいかなくなった。

あとは、供養。自分の場合は自分に縁ある神仏に対して、水や食べ物を供養する事で、あらためてエネルギーが補充されるような感覚だ。まぁ、これはあくまで参考として書いておいた。
ただ、こう言ったスピリチュアル的な行為は、それなりにスピリチュアル的な危険も色々あるので、気を付けてほしい。具体的には「霊能者」や「エリアシフト」の記事を見てもらえればわかると思う。

【物に染み付くエネルギーの問題】

「京ひぷの」をスタートして、リクライニングチェアーを使い出して間もない頃、霊的に敏感な友人が、椅子に座ると頭痛がすると言い出すことがあった。
そういえばお客さんの中にも、セッション中に頭痛がすると言うお客さんがいた。試しに私もリクライニングチェアーに座って昼寝してみたら頭痛がしだした。
何だこれはと思って、あらためて椅子をよく見ると、白い椅子なのに何か以前より黒っぽくなってる気がした。これってもしかしてお客さんの吐き出した感情が、椅子の方にも染み付いてしまってる様なのだ。

こういうのって一度気付いてしまうと結構分かるもので、他のセラピストの所に行った時も、ベテランのセラピストほど椅子が黒くなってるのが分かった。
またスピリチュアルなものに限らず、カウンセリングの勉強で、電話相談所のボランティアに参加した時も、椅子が真っ黒になってる事に気付いてビックリした。
これは、相談員もしんどくなって当然だと思った。かと言って、その場で浄化だとか言って怪しい真似は出来ないし、まぁ、ちょっとホコリを払うフリをして、綺麗になるイメージングをしてから座った。

これに気付いてから、セッション後は、椅子を浄化する癖がついた。
浄化と言っても水晶を置いてみたり、ちょっと椅子の表面を祓うようにしながら綺麗にするイメージングをするだけでも効果はあると思う。あと私の場合は、水を入れたペットボトルを椅子の上においておく。水って結構、いいエネルギーも悪いエネルギーも吸収してくれる感じがあるからだ。吸い取ってくれたかなと思えたら、トイレに流す。

そんな事を色々やるようになってから、あらためて友人に座ってもらったら変わった!と頭痛がしなくなったと言ってもらえた。以来、私人身もリラックスチェアーで昼寝を兼ねて、エネルギー的な汚れ具合を常にチェックするようになった。
まぁ、こういう事もあると言う事で書いてしまったが、この辺りはホントはそんなに神経質にならなくても大丈夫だ。むしろ気付かないままの方がイイかもしれない。気付かないって事は、ある意味、影響を受けていないとも言えるからだ。

それでも気になると、気になるけど椅子が黒いなんて分からないって人は、お客さんが使うものに、みな洗濯して取り替えられるシーツやタオル、カバーなどを使うようにすればいい。
洗濯って一見物理的な掃除で、エネルギー的には変わらない様に思われそうだが、それを使う人の方が、「これで綺麗になった」と感じるだけで、そのイメージングによる効果が結構あると思う。
だから洗濯機に「エネルギー的にも綺麗にしといてね」と心で話しかけて洗濯機を回すとイイんじゃないかと思う。

逆に自分がヒプノセラピーを受けに行く時は、椅子が黒いんじゃないかと心配なら、大き目のタオルを持参して、椅子に座るときに、肩から頭にかけてタオルを、ひかせてもらうとイイ。セラピストには「寝汗で椅子を汚してしまうかもしれないので」とか言えば、了解してもらえると思う。
まぁ、でもヒプノは吐き出しなので、そんなの気にせず自分が椅子をさらにもっと真っ黒にしてやる!ぐらいの気持ちで受ければイイ気はする・・(笑)。

京ひぷのの場合のその後

最後に、京ひぷのの場合、上記の様な私自身が色々影響を受ける問題が大きくなってきた関係もあり、個人セッションに人数制限を設けることにした。それまで1日2~3人こなしてたのを、基本1日1人までにした。それでも、このまま個人セッションを続けるのは難しいと思った。ちなみにグループワークの方は、全然たいした事がない。

結局、ヒプノセラピー自体、最初に始めたワイス博士も、精神科医だ。つまり科学的な情報を沢山抱えており、情報の壁がしっかり出来ているから、平気なんだろうと思う。逆に言えばスピリチュアル的なものが中々受け入れられなかったのも当然、情報の壁が厚いからだろう。
それを見て、特にスピ系に抵抗の無い、私の様な情報の壁の薄いタイプの人がヒプノセラピストになって、その重さに耐えられなくなって5年ほどで辞めてしまう人が多いのかもしれない。
なので、私もこれ以上続けるのは難しいと思い、5年をめどに京ひぷのを閉じようと思った。

ただ、アチラの方々の「次に進もう」って言うメッセージが気になった。そもそもヒプノセラピーを始めるきっかけに繋がったのもアチラの方々との対話の中からだったし、何か他に道があるのかなと考え出して始めたのが、ヒプノセラピーを、お客さんが自分で出来るようになるための瞑想法に変えてしまうと言う方向性だ。

自分一人でどんどん前世が思い出せるようになれば、第三者に何か負担をかける事無く、自分で自分を浄化できることになる。現に私自身テストを兼ねて誘導音源を自作して何度も聞いて前世をどんどん見ている最中で見れば見るほど楽になってる。この誘導音源をお客さんに提供すれば、お客さんも自分でどんどん前世が思い出せるようになるだろうと進めていた。
それが、ここでまたちょっと問題が出てきた。

試しに友人にこの音源を貸して聞いてもらったら、友人が音源を聞いてる時間帯に、私が気付いてしまう事に気が付いた(笑)。つまり友人が音源を聞いてると言うことは、音源になってる私の声に集中してるワケで、それは私に対して集中してるのと同じで、それに私の方が気付いてしまう形だ。
これ、複数の人にこの音源を聞かせてたら、私自身が大変な事になるんじゃないかと。なんとも私自身の体質的な問題ではあるが困ってしまった。

結局、声ではなく効果音で誘導していくような形に作り変える事にした。
それでも声が全く無しでの誘導もまた難しいので、まぁ、しばらくはグループワークの中でのみ進めながら、そのうち何らかの方法を開発したいとは思っている。
これについては、これ以上ここで語るのは、ただの宣伝になってしまいそうなので、また「ここれんね」サイトをスタートさせた時に、そちらで語りたいと思う。

そんな感じでヒプノセラピーは、セラピスト側にとって結構負担の大きいヒーリングなのだ。
だから値段も結構高い。高くして人数を減らしても、それでもつらいって感じで辞める人も多いのだろう。

なので、よく「京ひぷの」に、ヒプノセラピスト養成講座とかは無いのかと言う問い合わせも来るのだが、やろうと思えば出来るのだろうが、正直、こんなしんどい目に遭うと分かっていながら、人に教えるなんて出来ないと思ってやってはいない。体質の問題で平気な人は平気なんだろうとは思うのだが。

これは、ヒプノセラピーが一番影響が大きいとは思うが、それ以外のヒーリング系の仕事でも、共通している部分はあると思う。繰り返しになるがヒーリング系の仕事は何でもそうだが、基本は、お客さんを助けたいとは思わない事。お客さん自身が自分の力で立てるように促すことを基本とする事だ。
それによって受ける影響もある程度抑える事はできると思う。

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