前世の日記探し3-広島編2

前世の日記探し3-広島編2 2004年09月18日 23:09 Pages: 1 2 3

2004年9月10日(金)「宮島登山」

AM7:00 起床。
AM8:30 コンビニでパンと暖かいミルクティと何となくカロリーメイト(計341円)を買って出発。オドメーターは、57,210km。
パンをかじりながらR2を通って再び宮島口へ。今日は朝から雨で、時折強く降る。なんとか止んでくれないものか。
走ってる途中、ビックリしたのは、信号機のランプがしばらく消えた事。一瞬、ここの信号機だけ使われてないのか?と思ったが、その次の信号も消えていた。停電か?と思った次の瞬間には、信号機のランプががまた点いたのだ。どうも停電して、すぐに補助電源か何かに切り替えたって感じだった。雷でも落ちたのか?不吉だ!
AM9:30 宮島口フェリー乗り場に着く。近くにある駐車場に車を止める。フェリー乗り場に行きフェリーに乗る。

AM9:55 10分ほどで宮島につく。
まずは厳島神社へ。大鳥居が見えてくる。厳島神社も台風の影響でメチャクチャ。補修工事の最中だった。文化財を守る為、募金箱に募金するオレ・・100円だけど(^^;)。
宝物館があり、ちょっと立ち寄る。昔、マガジンで描いた「死線」と言う読み切りの話のヒントとなった山姥の絵があって、ちょっとビックリ。こんなとこにあったのか・・。
そのとなりには常磐御前が牛若丸を引き連れて雪の中を彷徨う絵。面白いのは、その常磐御前の絵の胸の部分に本物の鍵が縫い付けられているのだ。
解説を読むと、昔この絵を飾ると夜な夜な牛若丸の泣く声を宿直の人間が聞いたらしい。そこで、お乳が恋しくて泣くのだと当時の霊能者にでも言われたのか、常磐御前の絵の胸の部分に鍵を縫い付けると、泣き声が止んだと言うのだ。以来そのままこの絵には鍵が付いてるという。う~ん何か漫画で使えそうなネタだ(笑)。
宝物館を出て、遠くの山の斜面にお堂が見えるのでそっちに向かってみる。

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    朝から大雨・・
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    フェリー乗り場
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    修復工事中の厳島神社
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    大鳥居です

 

AM11:00 長い階段を登る。階段脇には鹿がくつろいでる。階段を登りきり寺に入る。大聖院と呼ばれる所らしい。ざっと見てまわり、また階段を下る。下までおりると左に別の道があった。標識を見ると「弥山山頂(時間10分)」とあった。え?山頂まで10分で行けるのか?ほなわざわざロープウェイ使わなくても歩いた方が早いやん!
・・・・って、そんな事がありえるのか?なんか怪しい。宮島の大きな山の山頂って弥山(みせん)って言うとこだっけ?違う山かも。そんな訳でとりあえずロープウェイ乗り場に向かって歩く事にする。
しかし、やっぱり案内地図のような物は持っておくべきだったとここで後悔する・・。
しばらく人気の無い山道を歩いてると、大きな木が飛ばされたのか転がっていた。この辺りも台風の影響はかなり大きかったみたいだ。

AM11:30 ようやくロープウェイ乗り場を発見。
しかし人が誰もいない! ?? みんなロープウェイに乗った直後なのだろうか?
駅員に声をかけると「今、風が出ててロープウェイ動いてないんです」との事。しかもいつ動き出すかもわからないらしく、ただ「風が止んだら動きます」・・ってハメハメハ大王の子供みたいな事、言わないで下さい(TvT)。
待合室には、もう一人待ってるらしき青年が一人いるだけ。とりあえずオレも待つ。
しかし青年はあきらめたのか駅を去っていく。待合室にはオレ一人・・。
ふと、構内の案内地図を見て気付く。ロープウェイ山頂まで約30分。あれ?だったら歩いて10分で着くわけない。さっき見た標識は何かの間違いだな。

時間はPM12:00を過ぎる。外でタバコ吸ってる駅員に声をかける。
オレ「あのぉ・・もし、山頂まで歩いていくとしたらどのくらい時間かかりますか?」
駅員「1時間から2時間ぐらいかかるでしょうねぇ。でも今は登山道も崖崩れやら何やらで難しいですよ。まぁ、行けるとしたら、かろうじて大聖院横の道が一応通れるようにしてありますけどね。それでも素人さんには大変ですよ。行くなら自己責任でお願いしますよ」
と言って構内の大きな地図を指差した道は、やはりさっきの道だった。
オレはとりあえずロープウェイをあきらめ、こうなったらその登山道から登ろうと決意する。

先ほどの大聖院の入り口まで戻ってくる。
と、もう一度標識をよく見るとちゃんと「弥山山頂(1時間10分)」とあった。……。「1」が見えにくかっただけなのだ(^^;)。

 

PM12:20 登山開始。山頂に何があるかよくわからんが、とりあえず登り始める。しかしもう登山道に入ったところから木や枝が転がっていて、ちょっと心配。

ところで、なんでそこまでして、山頂に行きたいのか。実はオレは、この時点ではSさんの言ってた砂曼荼羅は山頂にあるものと思い込んでいたのだ。これが、登り始めてから、ふと思い出して本当に砂曼荼羅が山頂にあるのか不安になってきて、もう一度よくSさんのメールを読み返してみた。すると・・砂曼荼羅は、さっき行った大聖院にあったのだ(^^;)。そんなの全然気付かなかったが、おそらくあそこにあったいくつかの堂のうち、どこかにあったのだろう。
しかし、もうここまで登り始めたら何となく引き返しにくい。山頂にも何か面白いものがあるのかもしてない!そう思って、オレは登りつづけたのだ。

と、5分ほど歩くと降りてくる男の人がいた。ちゃんと登ってる人もいるのかとちょっとホッとするオレ。思わず声をかける。

オレ「山頂まで行かはったんですか?」
男「いやぁ~、途中で引き返しました」
オレ「(TvT)!!!」「行けないんですか?」
男「いやぁ~、分からないけど、難しいと思いますよ」
オレ「そ、そうですか・・どーも」

さらに不安になる・・。それでも行けるトコまで行ってみようと気合を入れなおして進む。
さらに10分ほど歩くとちょっとした休憩所があった。しかし人気は全くなし。
少し休んで再び歩き出す。雨は止む気配もない。傘をさしながら歩くと言うのがまたやっかいなのだが、結構肌寒いと言う事もあって、下手に濡れて風邪などひきたくなかったので、さし続けた。
あちこち木が倒れてて、またいだりくぐったりで、もう服もドロドロになる。
30分ほど歩くと、再び降りてくる人がいた。カッパを着たカップルだ。カッパ着てるとこ見ると地元の人かなぁと思い、「こんにちは」と挨拶を交わすだけで、特に声もかけずにさらに進んでいった。
ここで、お腹がすごく空いてくる。ふとカロリーメイトを買った事を思い出す。おお!買っておいて正解だった!と思いながらカバンの中を探すが、見つからない!
!?どうやら車の中に置いてきてしまったらしい!
・・・・。
バカだ!!(ToT)

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    登山道入り口
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    イキナリ木が
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    イキナリ階段が
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    イキナリ道が!
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    もう何も見えん

 

PM1:20 ようやくちょっと広い場所に出た。山頂付近に着いたらしい。
いくつか別れ道があって標識が・・倒れてて、わからない~!
倒れる前の向きを考え、おそらくこっちだろうと、ロープウェイ、大日道、展望台とある方向の道を進む。
ここに来て気付いたのだが、山の上だけあってムッチャ寒い!しかもシャツについた汗が氷水の様に冷たくなってたまらなかった。替えのシャツも無いし、とにかく体を擦って温める。ヨーガで教わった呼吸法を少しやり体がちょっと熱くなってきたところで再び歩き出す。
しかし、まわりは霧がかかっていて数メートル先は真っ白。
途中、何とか神社と言う標識だけがあるが道が全くない、木々でふさがれ鳥居が潰されていた・・。
つーか、ここには人はいないのか?店とかないのか?
さらに登ると大日堂と言うお堂があった。
お堂の横に小さな標識倒れてる。読んでみると「この先の展望台にビールや食べ物あります」と書いてある!おお!助かる!とりあえず何か暖かいのが食べたい!
展望台目指して、足早に進むオレ。

 

PM1:40 お堂の横を通って、ようやく展望台にたどり着く。やった!とうとう着いた!
・・・・。
しかしそこには誰もいなかった。しかも展望台と言っても、周りは霧がかかってて真っ白。何にも見えない。展望台下の店は鍵がかけられて人の気配がない!
ビールは?暖かいうどんは!?今日は定休日かい!!(TvT)
もうダメだ。寒さと空腹と疲れで死にそうだ。
まわりが霧で白っぽくて、余計に自分が死後の世界に来たような気分になる(^^;)。
自分ひとり、それこそアストラル空間に放り込まれたような気分だ。
こりゃ、誰もいない所を見ると、ロープウェイもまだ動いてないのだろう。
何だか一人遭難したような気分になってきた。
う~ん、これだったら別に登らなくてもよかったかも~(ToT)
ちょっと虚しい気分に浸りながら、せめて帰りはロープウェイで帰れないものかと乗り場を探すが見つからない。

PM1:50 仕方なくとりあえず来た道を戻り始める。
途中にある標識をよく見ると「ロープウェイ乗り場」とあった。しかしその標識の指す方向に道などなかった。これまた木々が倒れてメチャクチャで道が分からない。
もういいやと思い、さらに来た道を戻っていく。
しばらく下り始めて、ふと足元を見るとまだ新しげなペットボトルが転がってた。あれ?確か来る時はなかったはず!って事はさっきのカップルが捨てたのか?だとしたらあれは地元の人ではないのか。
ちょっと呆れながらも拾うとさらにもう一つボロボロの古げなペットボトルを見つけてしまう。
あああ~拾って帰るしかないのか~ちくしょ~と思いながらも二本のペットボトルを右手に、左手は傘をさして進む。しかしこうして両手が塞がれたが為に、オレはまたピンチを向かえるのだ!

しばらく歩くとまた大きな木が道をさえぎっていたのだが、木の重みで斜めに沈んだ石段が、また雨のせいで滑りやすくなっていて、つい油断して転んでしまったのだ!
これが両手を塞がれていた為に、手がうまくつけず、左肘でついて擦り剥いてしまった!しかも数センチ横は崖で、もう結構ドキリとしたのだ。
左肘から血が滲み出る。ハンカチかタオルは無かったかとカバンをあさるがこう言う時に限って何も無い。何かで消毒できないかと思ったが、水も無く、飲みかけの緑茶はどうかと思ったが(笑)ちょっとよくない気もして、とりあえず手で泥を払い、ヒリヒリしてたが、とにかくそのままさらに下る。

半分ぐらい降りただろうか、今度はまた登ってくる青年が一人。これからあの何も無い山を登るのか?何だか気の毒になってきて「山頂まで行くのですか?やめたほうがイイですよ~。なんにも無いですよ!誰もいないですよ!大変ですよ!メチャクチャですよ!」と声をかける(^^;)。
青年は「誰もいないのですか?頂上まで何分ぐらいですか?」
オレ「3、40分かなぁ(ちょっと多めに言っておく)。引き返したほうがいいと思いますよ~。」
青年「そうですか・・」
軽く会釈をして別れる。
でも、オレには分かっていた。彼はきっと山頂まで行ってしまうのだろう。そしてオレと同じ様に達成感と一緒に虚しさを感じて降りてくるのだろう・・。

 

途中、白糸の滝と言うのがあって寄って行く。滝の下の水でとりあえず左肘を消毒。これでとりあえず大丈夫だろう。
さらに降りると、また無謀にも登山者が!
しかしそれは人間でなく鹿の御一行様だった。
え?鹿がこの登山道から登っていくのか?どこまで登る気なのだろう。

PM3:00 ようやく大聖堂の入り口まで戻ってきた。
ここで再び階段を登って大聖堂に行く。例の砂曼荼羅を見ておくためだ。お寺の人に聞いて、砂曼荼羅を見つける。さっき来た時は気付いていたけどあんまり気にせず通り過ぎたお堂の中にあった。ケースに入っててちょっと見にくかったが、やはり綺麗だった。Sさんはまだ見てないらしいので、どんなのかメールで報告しておく。
大聖堂を出て、土産物屋で土産など買って、そのままフェリー乗り場へ。

PM3:55 フェリーで宮島を離れる。もうクタクタで運転なんて出来そうにない。今日も広島市内で一泊しようと思っていたのだが…。結局フェリーに乗ってる間、足の疲れが取れてきた気がしたので、もう今日はこのまま京都に帰ろうと決心する。
PM4:10 宮島口の駐車場に着く。
車に乗りとりあえず行き先を京都の自宅に設定して出発。京都到着予想時刻はPM9:00。食べ損ねていたカロリーメイトを食べる。R2を通って、廿日市ICから高速にのり一気に京都を目指す。

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    白糸の滝です
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    シカ御一行様。
    鹿し何で鹿まで登るんで鹿?
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    さらば宮島
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    いざ京都へ

 

行きは中国道だったが、帰りは山陰道を通って帰る事にする。雨はまだも一つ止まず。夕方と言う事もあってか、行きに比べるとクルマ量は多かった。
PM5:30 途中、福山SAにて一旦給油する。
PM6:05 道口PAにてジャガリコとカフェオレを買ってちょっと寝る。家に今日帰るとメールする。
大阪に近づくにつれ、道が混みだす。もー早く帰ってとりあえず風呂入って寝たい!
PM8:20 ようやく京都南インターで高速を降りる。京都は、またいつものように渋滞。

PM9:00 自宅到着。到着予想時刻ピッタリだった。
疲れた~。もうクタクタ。オドメータは57,618km。
こうして、前世探しの旅、広島編2は幕を下ろす。前回は下見って感じの旅だったが、今回はやはり住職さんと話が出来たのが大きく、得られた情報が色々あり、充実した前世探しだった。これで広島で得られる情報は大凡そろった感じなので、広島にはしばらく行く事はなくなるとは思うが、前世探しとは関係なく宮島には晴れた日にもう一度観光に行きたいとは考えている(^^;)。
とりあえずお疲れさま。今日はこれから爆睡だ!

  • 【本日のデータ】
  • 走行距離:408km
  • 出費(約):朝食340、駐車場800、フェリー往復340、ガソリン3,100(給油地点から旅終了地点までの271kmのみを平均燃費10kmで計算)、高速8,050、おやつ300、その他お土産など2,000、計14,900強
  • 主なBGM:瞑想音楽と尾崎豊(-_-;)
  • 前世探し2
    今日は、登山に長時間運転と
    ハードな一日でした。

 

旅を終えて・・。

三滝寺の住職さんの伯父さんが書いたと言う原爆の本をじっくり読んでみた。
今の時代では考えられない、ありえない、地獄絵。それを目の当たりにした者の文には凄まじい説得力があり、読んでるだけで涙があふれそうになる。
前世の日記探しは、そんな大変な時代を生きた自分を見つめる事にもなるんだなって今更ながら考えさせられてしまった。
いや、もしかすると前世の自分は、そんな大変な時代を忘れてはいけないという思いから、来世の自分に日記を渡そうとしたのかもしれない。
そして今世の自分は、思い出さなければならないと言う思いで日記を探しているのかもしれない。

この前世の日記探しは、自分の中のもっと単純な興味本位の好奇心から始まったと自分では思っていたのだが、どーもこれは、それだけに収まらない忘れてはいけない何かをしっかり掴み直す為に探しているような気がしてきた。
日記が本当に見つかるかどうかはわからないが、前世の自分が戦争の中、どんな気持ちで生きていたのか、どんな想いでこの世の中を見ていたのか、知りたいというか、思い出さねばと言う気がすごくしてきたのだ。
だから、もうどうしようもないってトコまで探してみようと思っている。

  • 前世探し2
    色々大変な旅
    でした
  • 前世探し2
    広島も台風で
    大変でしたね
  • 前世探し2
    どこ行っても
    大変な有様で
  • 前世探し2
    とりあえず大変疲れました

 

今回分かった事として、自分に関係ある主なものは・・

  • 三滝寺に臨時で来ていた禅宗のお坊さんだった可能性が高いと言う点。(これはOさんも、多分そうだろうと肯定的な意見が聞けた。)
  • 原爆が落ちた当時の事を知ってる人物を教えてもらえた事。(臨時で来ていたお坊さんの名を知ってる可能性が高い)

以上の二点だ。

とりあえず、次回の前世探しの旅は・・大阪日帰りの旅かな(^^;)。
今後の前世探しの旅にこうご期待って事で・・。

  • 【3日間の全データ】
  • 全走行距離:884km
  • 全出費(約):宿泊費15,000、食費6,000弱、ガソリン6,000弱、高速13,000弱、雑費1,000強、土産2,000、計約43,000円弱
  • 主なBGM:瞑想音楽とサラブライトマンと尾崎豊(^_^;)、その他色々
  • 前世探し2
    今回の旅のお供。馴染んで
    きた気がするトヨタRAV4。
  • 前世探し2
    OLYMPUS-C4100
    今回も活躍です

 

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