幽体離脱

幽体離脱 2001年11月25日 22:34

私は中学の頃から金縛りによく遭っていた。眠れない夜に「どーも眠れない」って思うと余計に眠れなくて、そういう日に限って金縛りに遭ってしまう。勘弁して欲しい。
最初は怖くて、とりあえず「守護霊様助けて下さい!」なんて祈っていたが全然解けず逆に「もうどうでもエエわ!」って諦めると解けるのだ。当時は金縛りとは幽霊に身体を押さえ込まれる現象だと思い込んでいたから怖くて仕方がなかった。

しかし高校に入ってから「恐いものは自分の理解を超えているから恐いのだ。理解してしまえば怖くなくなるハズ」と考え、その手の本を買っては調べるようになった。そのうち金縛りというのは確かに霊に押さえ込まれるケースもあるようだが、意識は緊張してるのに身体は疲かれてて反応してくれないと言った状態から起こる金縛りもある事を初めて知った。
どうやら自分の場合、後者にあたる事がわかってきた。
以来、金縛りに対しての恐怖感が薄れ、むしろその妙な感覚を楽しむようにもなった。また本の中には幽体離脱という現象について書いてある物もあり興味深く読んだ。肉体と幽体が一時的に分離する現象だ。自分にも出来たらなぁとよく考えていた。

そんなある夜、その日も例の如く金縛りにハマった。体験した人にはわかってもらえると思うが来る直前の緊張感がたまらない。「きたきたきたきた、うっ!」・・あの感覚(笑)
もう怖くはなかったので金縛りがドコまで自分を押さえ込めるのか確かめようと思い、ワザと無理矢理動かない体を思いっきり力を込めて動かそうと試してみた。物好きである。
すると一瞬身体がブレた写真のように肉体と幽体が離れかけたような感覚があったのだ。!?
この時、ひょっとして金縛りを利用すれば自分にも幽体離脱出来るんじゃないかと思いはじめ、次の日から金縛りに遭う事を期待するようになる(^^;)。

2度目の金縛りが来た。今度は幽体が抜ける事をイメージしながら一気に上半身を起こしてみた。すると意外とすんなり上半身の幽体が起きあがる感覚があったのだ!
目が開いてるのか閉じてるのかわからず、前方に薄暗く自分の部屋が見え、ふと下を見ると自分の胸があるはずのトコロに掛け布団が見える。はっきりは見えないが自分の肉体が横たわっているのがわかり、なんだか怖くなって身体がすくんだ(ような感覚があった)とたんスッと肉体に戻って、そのまま目が覚める。
今起こったことが夢ではなかったと思うと興奮してしまい、その日はなかなか寝つけなかった。

これ以降も金縛りを利用して幽体離脱することはたびたびあった。そのうち金縛りにならずとも自然に幽体が抜けるようにもなっていった。時には壁に幽体の手を突っ込んでみたり逆に壁に触ろうと意識すると壁の表面にも触れた(感触があった)。離脱したまま部屋から出たくて窓を通り抜けようとしたが怖くてまたスッと身体に戻ってしまったり、勝手に幽体が少し横移動して抜けるがまた勝手にスッと戻ったり。結構地味な離脱が多かった気もする(^^;)。

しかし、そう何度も離脱してるわけでもない。と言うのも中には現実だったのか夢だったのか判断しがたい離脱もあったからだ。おそらくそう言った判断しがたいもののほとんどは夢だったと思う。現実において夢ではないと自覚できる実感があるのと同様、幽体離脱中も夢ではないと自覚できる実感が確かにあるからだ。そう思うとおそらく高校時代に体験した幽体離脱は10回そこそこだったと思う。
ただ幽体離脱がきっかけでますます心霊に興味を持ち始め研究し始める。描く漫画も霊的なものが関わった内容が増える。日常もますます妖しくなる。幽体離脱以外の心霊現象も色々体験するようになるのだが、その辺の話はまた機会があったらと言うことで(^v^;)。

 

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