高野山の旅

高野山の旅 2004年06月06日 23:03 Pages: 1 2 3

★今回の旅地図★

高野山-地図

和歌山の手前でU字型になってるところが、気がついたら大阪に向かってたと言う所・・。

しかし今回はどーも目的がよくわからない不安定なルート。現実離れしたくてとりあえず走ってたって感じ・・かな?

 

2004年5月4日(火)「怪奇、6階の非常ドア・・」

それはまだ夜中の2時半頃だった。「どん、どどん、どん」と酔っぱらいがドアを叩いてるような音が部屋の外から聞こえてくるのだ。勘弁してくれよー、と思いながら頭から布団を被って、寝ようとするのだが、その音が延々と続き、ふと時計を見たら3時半。もう一時間も戸を叩いてる事になる。
??ただの酔っぱらいではないのか?いくらなんでも1時間も戸を叩きつづけるのはおかしい。ちょっと不自然に思ったオレは、そっと起き上がりドアに近づく。よく聞くとこれが、ドアを叩いてると言うより、鍵のかかったドアを無理やり何とか開けようとして取っ手を持ったまま押したり引っ張ったりしてる音なのだ。
音がやむ気配は全くない。気になる・・。さらにドアに近付いてみる。音の方向からして、オレの泊ってる部屋のすぐ右隣のドアだとわかる。しかし右隣にドアなんかあったっけ?この部屋は右端部屋のはず・・非常階段のドアか?誰かが入ろうとしてるのか?しかしここは6階だぞ!
・・・・。
まさかこれは・・心霊現象!?

だとしたら、いったいどんな霊なのだ!?オレはもうそう言った不浄霊とは縁の切れた身だと信じていたのに!(笑)
ふと脳裏に「ゆらとふるへ」第1話のオープニングがよぎる!その音は「誰か開けて~ここから出して~」と訴えかけるようなリズムを刻んでいる。ダメだ。このままでは寝られない。ここで正体を暴かなければ「ゆらとふるへ」の管理人は名乗れん!(笑)
とりあえず外に出てその正体を確かめる決意を固めた。恐る恐る部屋のドアをゆっくり開ける。
廊下にでる。
そしてオレはその音の正体、非常階段のドアを叩く犯人の正体を見てしまったのだ!

「ドン、びゅ~ううぅう、ドンドン、びゅうごおおおお!」
……。
それは、ただの風でドアを押す音だった・・(^^;)。
どうやら外は雨風がすごい事になってるみたい。ちょっとガックリきたオレは、その後、爆睡した・・。

AM7:30、再び目を覚ます。1Fで朝食。バイキングだった。結構泊り客が多くて、あわただしかった。ある程度食べて、オレンジジュースをちょっとおかわりしようと思い席を外し、戻ってくると、なんとまだ食べかけなのにトレイごと片付けられていた!
唖然。まだ途中だったのに~!しかも新たに汲んできたこのオレンジジュースはどうしろと!?このマヌケな空気はどう処理すればイイのだ!
仕方なく、オレは腰に手を当て、その場で立ったままオレンジジュースをイッキ飲みする(笑)。
どーも、昨日の居酒屋といい、旅に出ると何かとマヌケな事件を起こしてしまう(^^;)。
一旦部屋に戻って窓を見ると外は雨・・。風もキツそう・・。そして非常階段のドアは、まだ風の悪戯でウルサイほどにどんどんと鳴り響いていた。

  • 高野山
    雨です
  • 高野山
    雨の海です
  • 高野山
    ずっと雨です
  • 高野山
    雨の山です

 

AM8:30出発。オドメーター54,243km。この天気ではあんまり観光にどこかに立ち寄る気が起こらない。つーか、とりあえずお金がもう千円ちょっとしかない。海沿いに京都方向に走りながら銀行を探す。30分ほど走ってやっとちょっと街っぽい所にきてナビに銀行マークが現れる。早速寄ってお金をおろそうとクルマを止める。キャッシュコーナーでカードを入れる。しかし・・!
「ただ今の時間、他銀行のカードはご利用できません」
げっ!なんじゃそりゃ~!そーか、今日はまだ祭日なんや・・。やばい。今日一日1000円ちょっとで何とかしろってか?とりあえず、京都までの距離・・約170km。現在トリップメーターは220km。京都につく頃は400km弱。ちょうどいつも400kmを目処に給油してるから、寄り道さえしなければ、なんとか京都までは無給油で帰れる。ガソリン代はとりあえず心配なし。到着予想時刻が3時半だから、じゃあ昼飯も我慢しておけばお金は使わずに家にはたどり着けそうだ。
どうせ今日は雨だし、もう観光はあきらめてこのまま一気に京都まで帰る事に決める!

R42を海沿いに北上。途中、熊野からは海沿いを離れ山道へ。R169に合流して吉野方面に向かう。
ひたすら走る。時折り陽がさすのだが、もう、ずうううううううううううっと雨でした。
吉野を過ぎて、次はR24に入り奈良を目指す。ああ、寄り道したい。でも雨に濡れたくない。お金もない。下手に道をそれるとガソリンがヤバイ。結局今回は結構、断食の旅だったなぁ・・。
奈良の手前で、またナビにない道が現れる。あんまり考えず流れるがままに進むとナビの示す道からどんどん外れていく。あれ?もしかしてヤバイ?そして青い標識が見えてくる。これって奈良に行く道やろ?え?え?

標識の文字・・
「大阪まで〇〇キロ」

・・・・!!ってまた大阪かよー!(爆)
ガソリンがギリギリなのにこんなところで大阪へ遠回りするわけにはイカン!あわてて道を逸れ奈良への道をナビで検索しなおす。
カーナビの地図は常に最新を保ちましょう・・(^^;)

  • 高野山
    とにかく雨です
  • 高野山
    時折り陽が
    さします
  • 高野山
    雨の橋です
  • 高野山
    まもなく雨の京都!

 

なんとかR24に復帰。PM1時半過ぎ、無事に奈良市に入る。京都まであと50kmほど。2時半には着きそうな感じだ。それほど渋滞にも引っ掛らない。ガソリンも大丈夫そう。

2時半過ぎに京都に入る。しかし京都市内がまたすんごい渋滞。地方ナンバーのクルマが多いこと。シーズン中にクルマで京都に来るのは無謀ですぜ。寺どころか渋滞を見に行くようなもの。・・・・。あれ?なんかそれって自分も体験してるような・・。デジャビュー?(笑)
道を変え道を変え抜け道をたどって、3時過ぎようやく自宅の駐車場に着く。
はぁ。明日、銀行に行こう(笑)。オドメーター54,462km。お疲れさまでしたよ。

  • 【本日のデータ】
  • 走行距離:219km
  • 出費(約):朝食1,000、緑茶150・・計1,150円
  • 主なBGM:ポピー・ザ・クラウンと尾崎豊(-_-;)
  • 高野山
    山を走るのは気分がいいです
  • 高野山
    しかし今日は一日雨でした

 

旅を終えて・・。

今回は渋滞見学に人ごみ見学と、何だか無駄の多い旅だった気もするが(^^;)、まぁ、自分的には少しは発散されるものがあって良かったのです。やはり山などの自然の中に行くとエネルギーを分けてもらえてるような感じがします。
ただ、全然怪しくなかったですね。マヌケなシーンは多々あったけど(笑)・・まぁ、フツーの旅です。期待されていた方ごめんなさい。
そんな訳で、最後は今描いてる仏画についてちょっとでも怪しく語って終わっておきます(^^;)。

 

実は大日如来に関しては以前自分的に気に入らない部分が一つありました。
それはとにかく装飾品が多く描かれている事です。物質世界に縛られている人間を導いていく象徴のはずの神仏が、なぜ物質的な装飾品で着飾ってたりするのだろうと、どうも納得いきませんでした。

  • 大日如来
    大日如来の装飾の意味・・

しかし大日如来を実際に描いてて、ちょっと何となく分かってきました。
これらの装飾は、大日如来のあふれんばかりの知恵を象徴しているのだと・・。そう解釈できた事によって、筆も進むようになりました。
しかし今度は集中力が持ちません。描いてるうちに色んな事が頭に浮かんできてすぐ筆が止まってパソコン触ったり本を読み出したりとそれてしまう。いわゆる煩悩?でもそれも出てくるがままに放っておくと自然と流れ去っていく事もちょっとわかってきました。
また、昔は仏像や仏画は一削り、一筆ごとに3礼とか拝んだりしなきゃならなかったそうです。確かにその方が仏さん宿りやすそうですね。
でも、それはそれで大変なので、自分の場合は金剛界大日如来の真言「オンバザラダトバン」を唱えながら描くって事だけにしました。でも、別に完成したら自宅の床の間にでも飾ろうと思ってるだけなので、特に神仏が宿らなくてもイイし、真言とかそんなこだわる必要はないんやけど、まぁ、こう言うものが描けるのも何かの縁なので、感謝の気持ちをこめてって事で唱えています。
これが意外と集中力が増す事にも役立ってます。なんだか描きながらいろんな事が感じ取れて面白いのです。
その眺める者に向き合って定まらぬ宙を見つめている姿は、なぜか観る者をどこかに引っ張りあげるような吸い込まれるような不思議と惹きつけられるものがあり、私も今それに吸い込まれつつある気分です(^^;)。

さて、アチラの世界に吸い込まれる前に、私は前世の日記を見つけ出さなくてはなりません!次回は一応再び広島の旅になる予定。うまく休みが取れたらの話ですが。でも自転車はもうこりてます(笑)。作戦はしっかり練ってから行かねば。
更なる発見があるといいんだけど・・。

  • 【3日間の全データ】
  • 全走行距離:551km
  • 全出費(約):宿泊費16,700、食費7,450、お土産2,500、ガソリン6,200(平均燃費9.5kmで計算)、高速900、雑費1,500・・計約35,000円(個人的買い物別3,300)
  • 主なBGM:尾崎豊(^_^;)とその他色々
  • 高野山

    今回テラノからRAV4に。
    去年業者さんに中古で安い
    四駆をって事で見つけた。

  • 高野山
    そしてOLYMPUS-C4100
    微妙に広角で使いやすい。

 

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