4.霊的理解

4.霊的理解 2011年08月13日 23:00 Pages: 1 2 3

[ 理解編 ]

霊能者

霊能者について

ここで、ちょっと霊能者について書いておく。このサイトを覗いてる人なら、占いや霊視などと言ったものに興味を持つ人も沢山いるだろう。
自分の守護霊や前世を「みてもらいたい!」と思った時、まずどの人にみてもらうか決めなければならない。この時あなたは何を基準にして決めるだろう?

よく当たると言われる人、親身になってくれる人、料金の安い人、でも当らない事には、みてもらう意味が無いと、多くの人は「よく当たる」と言われる人を捜すのではないだろうか。

例えばその霊能者に、自分しか知るはずの無い秘密を次々と言い当てられたら、「すごい!」と「本物だ!」と「本当に霊視出来る人=ホンモノ」だと分析し信じてしまうだろう。
そこがまず一つ目の落とし穴になる。

そして迷う事があるとその人に何でも聞く様になる。依存状態が出来上がっていく。
しかし占われる内容がどんどん指示的になっていく。「今すぐ○○に行きなさい!」「○○しないと、あなたは××になるよ!」と半分脅しの様になってくる。それでも「当る人なんだから」と、こっちも慌てて言われた通りにする。
「すぐに□□のお祓いが必要よ!50万用意しなさい!」と、その頃にはもうお金の価値観なんてわからない。「当る人」なんだから言われた通りにする。それが非常識な事だとさえ気付けなくなるのだ。
冷静に考えればバカバカしい話だ。でもこれがよくある話なのだから怖い。
「本当に霊視出来る人=ホンモノ」であっても「本当に霊視出来る人=イイ人」とは限らないのだ。

そして二つ目の落とし穴が、そう言った詐欺の様な事を引き起こす霊能者自身も自分の状態に気付けない、「悪気が無い」と言うケースが多いと言う点だ。
いや、そんな事はないだろうと、多くの人は思うかもしれない。確かに「悪い事をしている」と言う自覚のあるケースもあるが、その場合はそもそもその人は霊能者でも何でもないただの詐欺師に過ぎない。

怖いのは霊感が本当にあり、それでいてクライアントを追い込み苦しめてしまうケースだ。
つまり霊能者本人は悪気はなく、ただ「導きの声」に従っているに過ぎない。その「導きの声」がクライアントを苦しめると言うケースだ。悪気がなく真剣なのだからこちらもついその勢いに乗せられてしまうのだ。

じゃあ霊能者は「他の人達の口コミでよく確かめておこう」と、あるいは今まで沢山助けられて信用出来る霊能者が自分の知り合いにいるから大丈夫と考えるかもしれない。
しかし、これが3つ目の落とし穴になる。

最初はイイ人、信用できる霊能者で、口コミの評判もとても良かったとしても、そんな霊能者であっても気が付くと突然豹変する事がある。
これは厳密には霊能者本人が豹変するわけではない。その霊能者に力を貸している「高次元の存在」が「高次元の存在に化けた低次元の存在」に、本人も気付かないうちに入れ替わってしまう事で起きるのだ。
なので今までは問題無く信用できる霊能者であったとしても、ずっとそうとは限らないのだ。

途中でいきなり豹変されても、自分がこれまで信じていたものが間違っていたと認めたくないのが人間だ。
それはみてもらう側はもちろん、霊能者自身だって自分に力を貸してくれる存在が低級霊に入れ替わっても認めたくないものだ。
宗教だって指導者が突然、低次元の存在と繋がって豹変する事がある。これまで沢山助けられ信じていた信徒だったら、そうなっても気付けないと言うより気付きたくないと言う心理が大きく働く。スピリチュアル系の人は、こう言った豹変する可能性があると言う事を忘れてはならない。

じゃあ、どうやって見分ければいいのだと考えるかもしれないが、結論から言ってしまえば「理論的に見分ける方法」は無い。
ただ、そう言った低級霊に憑かれておかしくなりやすい霊能力者に共通項がある。
それが「嫌悪」「孤独」「不安」の要素が強いと言う事だ。そしてそう言った霊能者に縁付いて痛い目に遭ってしまいやすいクライアント側の共通項も「嫌悪」「孤独」「不安」の要素が強いと言う、似た要素で引き合ってしまう面がある。その為に霊的な記事を書く前に、浄化編で長々と親子の愛情の何たるかをしつこいぐらいに語ってきたのだ。

タイプ別霊能者の特徴

では、ここであらためてタイプごとに霊能者の特徴をまとめておこう。特に高次元に力を借りているタイプの霊能者と、先ほど書いた低次元に力を借りる様になってしまったタイプの霊能者について書いておく。

・高次元の存在に力を借りる霊能者

高次元の存在、神々と繋がって人をサポートする。一応ここではわかりやすく「霊能者」と言う表現を使っているが、いわゆる占い師、ヒーラー、スピリチュアル系の様々な職に就いてる人で、「守護神」に力を借りている人を指す。「守護神」と言うのは「守護霊」とは違い、いわゆる高次元の存在を指すが、通常は何らかの修行をする人に縁付くもの。一般の人についてる事もあるが、それは、その人が前世ですでに何らかの修行をしていた、あるいは何か多くの人の為になる様な事を成し遂げていた関係で、前世からの縁でついてるケースが多い。

この高次元の存在と言うのにも様々なレベルがあり、あまり高くないレベルの高次の存在は、気をつけて接しないと天罰、祟りを与えてくる事がある。
これは高次の存在と言っても、大昔に人間界にいて懸命に修行して功徳を積み、死後こう言った高次の存在になった魂であったりするのだが、そこにまだ人間的な「嫌悪」の要素が残っている事を指す。同時に「情」としての「暖かさ」や、人間に力を貸す事で本人も修行しているので、修業的な「厳しさ」もある。
(「嫌悪」とは違い、人間側の「カルマを落とす」と言う解釈で厳しい接し方をする特殊なケースもあるが、ここでは話がややこしくなるので省略する。)

これがさらにレベルの高い高次の存在になっていくと、天罰、祟りと言った事は無くなるが、同時に個人的レベルで感じられる感情そのものも薄くなってくるので、ある意味「情」の薄い「クール」な感じに感じられたりする。
また多くの魂の成長を願っている部分が大きくもなるので、多くの魂の成長に繋がる様な事になるととても力を貸してくれる。逆に現世的なご利益はあまり期待できない。
では、こう言った神々に力を借りてる霊能者がいたら、そう言う人に頼りたいと考えてしまいやすいものだが、これが残念な事にこう言った守護神のついてる霊能者と言うのは、低級霊に力を借りる霊能者に比べると絶対的に少数派だ。

そもそも霊能者に頼ってくる人と言うのは依存心一杯でやってくる。しかし高次の存在は、あくまで魂の成長を願っており、人間の欲を満たす為に人間に力を貸すわけではない。そこからして目的が少しずれてしまう部分もあり、同時に霊能者自身も本当に多くの魂の成長を願うほどの高次の存在と波長が合うレベルの人なら、霊能者になりたいとは考えない。
多くの場合は、政治家であるとか、何かの指導者であるとか、社会的にもっと大きな形で影響を与えられる立場について活動する。なので霊能者ではなく、そう言った立場の人の方が案外、高次な守護神に守られていたりする。
ただ、そう言った守護神がサポートに力を入れてくるのは、その人が芸能人や政治家として活躍してる時よりも、第一線から外れ、ちょっとマイナーな立場になった頃に表に出てくる事も多い。これは本人の慢心で道を外さない為なのか、何らかの意味があるとは思うが、よくはわからない。

  • エリアシフト 霊的理解

もちろんそこまで高次では無くとも、霊能者としての活動に力を貸すレベルの守護神もいる。これは霊能者自身の修行のサポート的な形で力を貸してるケースが多い。

このタイプの霊能者を頼っても、あんまり明確な回答はせず「心配いらない」「大丈夫」的な表現で片付けられる事が多く、言う事も外れたり曖昧であっさりしていて、相談者としては正直ちょっと頼りない、物足りないと感じる事が多い。

ただ、これは相談者本人の為を思って、ワザと答えを濁している回答でもある。先に答えを知ってしまう事で努力するのを止めてしまったりする相談者もいるからだ。接するだけでも高次のエネルギーは自然ともらえるものなので、パワーをもらいに来たと割り切るのもイイかもしれない。
しかし相談者としては、やはり明確な答えが欲しいと感じる人の方が多いので、このタイプの霊能者は、あまりメジャーにはなりにくい。

あと、守護神と言っても本当に様々なレベルがあるので、あまり守護神と言う存在の名前そのものに囚われない方がイイ。
あまり高くないレベルの守護神は、天罰を与えてくる様な事もあるのでちょっと怖い。
それよりも接してみて、どう言う印象を持つか。その印象が、その霊能者をサポートしてる存在の印象でもあると思えばイイ。それが心地の良いものであれば問題ないと言う事だ。

 

・低次元の存在に力を借りている霊能者

次に低次元の存在に力を借りているタイプの霊能者。いわゆる「動物霊」や「獣霊」と呼ばれる存在に力を借りるタイプ。困った事にコチラのタイプの霊能者の方が圧倒的に多くパワーもすごい。
何でもかんでも正確に言い当てるし正確に透視出来てしまう。いわゆる「よく当たる霊能者」としてメジャーになりやすい。

よく当たるので、多くの人が依存しやすい。ただ力を貸してる存在が低級霊なので情が薄い。最初は依頼者が依存しやすい様に優しく誘導し、依存しきるとそこから逃れられない様に脅しの様な態度に切り替わり「○○しないと不幸になるよ」的な言い方を平気でしてくる。そうやって多額のお金を要求してきて依頼者を追い詰める。依頼者がボロボロになって吸い取れるものが無くなった所で縁を切って捨てる。
そこまで露骨に出て来てくれると分かりやすいが、微妙にしかも着々と依存しやすい様に近付く事も多い。

なぜこんな事が起こり得るのか。そもそも特に「動物霊」と言った存在は、自分達も功徳を積んで、神様になりたいわけだ。しかしアチラの世界はコチラの世界以上に「似た魂の惹き合う世界」なので、人間同様、動物霊達もアチラの世界では功徳を積みにくい。だから物質次元に来て人間に憑いて、その人間に功徳を積ませて、その功徳のエネルギーを吸い取って、自分の霊格を上げようとしているのだ。

この世は写し世とも言い、この世で起こる事はアチラの世界では既に「キー」となって起こっている事なので、アチラの世界の住人にとっては、コチラの世界で何が起こるか、個人的なちょっとした未来の事なら手に取るように分かる。なので動物霊達も特にそう言った霊的なパワーを利用した方が人間に受け入れられやすい。だから特に霊的なものに興味を惹かれやすい人を選んで、その人にとり憑く。
すると憑かれた人間は突然霊感が鋭くなる。何でも視えるようになる。ついでに動物霊もいかにもって感じの神さんに化けて、その人を誘導する。「私は、ほげほげの神です。アナタには多くの人を救う使命があります。その力をアナタは持っています。今こそ、その力を役立てるのです。」なんて感じで、その気にさせる。その人は突然、霊力が開花したと思い込んで、そのまま霊能者になる。
そして来る人来る人の問題をズバズバと言い当て、言う事がすごく当たるから嫌でも人気が出る。大成功する。テレビ出演して人気の出るタイプもいるだろう。

  • エリアシフト 霊的理解

しかし所詮動物霊なので、ちょっと飽きっぽい。沢山の人に感謝されて沢山功徳がつめれば、もう人間に用は無い。5年から10年も経たないうちにスッと離れてしまう。
その結果、憑かれていた人は、急に霊感が無くなる。元々、動物霊に借りてた霊感なので当然だ。
同時に運気も全部、動物霊に持っていかれてしまうので、テレビに出てた霊能者で言えば、このタイミングで急に霊感が無くなり、テレビに出る事を拒む様になる。
また本人の悪事がバレたりで急激に運気が堕ちる。霊能者としてやっていけなくなる。
しかし、そんな風に運気を持っていかれて動物霊が離れて終わる形なら、まだ人生やり直せるので幸せだ。中には動物霊に魂まで持っていかれて突然、事故などで命を落とす人もいる。

動物霊に憑かれたまま亡くなると、その動物霊の眷族となって人間に転生する事が難しくなってしまう。そして眷族となったその人も動物霊として、また人間にとり憑いて霊力を貸す。
なので低級霊に力を借りる霊能者と言うのは、本当はその人本人が一番気の毒なケースとも言える。
もちろん依頼者も、まぁ、よく当たるんだし、ちょっと見てもらうぐらいだけなら大丈夫かもしれないが、依存するようになると、依頼者の方にもその動物霊の眷族を付けられたりして、その霊能者と同じパターンに追い込まれる可能性もあるので、無暗に関わる事は、お勧めはしない。

 

・元々その人自身が霊的な力を持っている霊能者

あと、元から多少霊感のあるタイプもいるだろう。ただ、それだけで霊能者になると言う人はあまりいない。
多くはそこから興味を持ちだし、上記の高次あるいは低次の存在にサポートされる形に変化していく。

囚われから見た霊能者

さて、この霊能者の話になると、とてもここで全ては書ききれない。散々色んなタイプのいわゆる霊能者と呼ばれる人達をみてきたが、その8割以上が途中で低級霊に乗っ取られてしまうので、この人なら大丈夫と言える人が一人もいない。
どれだけ霊力がすごくても、何体も守護神がついていると言う霊能者も、お坊さんも、宗派も何も全く関係なく、次々とあっけなく途中からおかしくなる人を見てきたので、そう言う人達に縁付く自分自身よっぽど前世でキワドイことやってたんだろうなと反省させられてしまう。
もちろん今でも、あの人は大丈夫と思える人は何人かいるが、そう言う人達は霊能者でもなんでも無く、普通のセラピー系のヒーラーさんであるとか、まぁ、霊視とかお祓いとかとは縁遠い人達に限られる。
だからこそ私も今世は、ソッチの世界には足を踏み入れず、岩場の陰からコッソリ覗きながら情報を集めて、少しでもそう言う事に巻き込まれてしまう人が増えない様にこうして記事に出来てる部分もある。

そんな訳であらためて、以下は「囚われ」と言う視点から見た霊能者の霊的な構図だ。

  • エリアシフト 霊的理解

まず、一般的に人の心の中の状態を上記の①の様に分ける。通常は特定の領域に極端に偏らない限りは、そのまま亡くなった後、④の通常ルート、つまり普通に成仏して、アチラの世界に行って、また人間界に転生してくるコースだ。このコースについては次回改めて詳しく書く。

例えば霊的なものに興味がある、あるいは元から霊感が強い等の傾向がある場合、特に「嫌悪」「孤独」「不安」が強い状態で、そう言ったものに興味を持つと動物霊などの低級霊と縁付きやすくなる③。

逆に「嫌悪」「孤独」「不安」の無い状態、ここでは一応「安定」「利他」と表現してるが、ようは気持ちが安定しており、常に前向きな人は、自然と神仏と縁付きやすく、低級霊とは縁付きにくい②。

そもそも気持ちが安定してる人は、自らそう言った霊的な力を付けて悪霊を祓いたいとか、そんな気持ち自体沸いてこないだろう。
言い方を変えれば、今の自分の心に満たされた感が無く、何か欠けている感があるからこそ、霊的な力を得ると、そこが満たされるものと潜在的に錯覚している為に、霊的なものに興味を持ちやすい。

特に動物霊は、そう言った人間の弱い部分を理解しており、失恋や事業の失敗で落ち込んでいる時、あるいは霊的なものに興味を持ちだすタイミングを狙って近付く。「私があなたを助けてあげる」的な態度で寄りそう。それがまた怖いくらいに当ったり、手に取る様に分かったりする様になるから、どうしても憑かれた人は、そこにのめり込み易い。特別なパワーが身に付き、何でも思いが叶う様になる。それで自分に霊力が付いたと思い込むようになると、あとは動物霊の思うがままになる。

高次の存在に化けた低次の存在の現れ方

ここで低次の存在の現れ方の一例を紹介しておく。とにかくいろんなケースがあるのだが、確かにこんな事が起こると騙されるかもって感じのものを一つ選んだ。特に霊的な関係の仕事をされる方や関わっている方には読んでおいてもらいたい。

・動物霊のパターン

Aさんは20代のスピ系大好きOL。ある日こんな夢を見る。
Aさんの前に観音様が現れて「早くアナタの使命を成しなさい!」「明日ふがふがカフェに向かいなさい。そこで待っています!」そんな風に言われた所で目が覚める。

「ナニ今の?ただの夢?だいたい“ふがふがカフェ”て聞いた事が無いよ」と思いつつ何だか気になりネットで調べてみるとホントに「ふがふがカフェ」が見つかってしまう!
しかも「ふがふがカフェ」は占いカフェだ。そんなに遠くなく隣の駅。これはもしかしてこの店で占ってもらいなさいと言うサインなのか?Aさんは、ちょっと面白そうだと思い、何気にお気に入りの黒いワンピース姿で出かける。

隣の駅を降りて「ふがふがカフェ」を見つけてビックリ!入口の横に観音様の像がある!
「もしかしてこの観音さまに呼ばれたの??」これは何かの運命だと感じるAさん。
しかし入口の横に「本日占い出来ません」と出てる。
「ええ~!!」ちょっとガックリするAさん。
でも、気を取り直し、とりあえず店に入る。

すると何故か店長らしき人がビックリした顔でこっちをジロジロ見てる。
不思議に思いながらも、今日は占ってもらえないのかと店長に聞いてみる。
すると店長はちょっと落ち込んだ様子で「実は3日前、占いを任せていたB先生が病気で亡くなってしまって、もう占いが出来ないんです」と言う。
これはどう言う事なんだと思いながらも「そうだったんですか・・」とAさん。

しかしそこで店長が続ける「あなたは占い師さんですか?」
Aさん「はぁ?違いますけど」
店長「そうですかぁ。実は占いのB先生が亡くなる前に妙な事を言われてね‥」
「“私が亡くなった3日後、20代の黒いワンピースの女性が現れ、私の後を継ぎます。その方はふがふが観音の化身です”って言ってたんです。」
ふと自分が今、黒いワンピースを着ている事に気付いてビックリするAさん「じ、実は私も今朝、夢の中で観音様にここに来る様に呼ばれたんです!」
Aさんと店長は二人して「こ、これはやっぱりふがふが観音様の導きだ!」と確信!

やがてAさんは、ふがふが観音のお告げのまま、その店で占いの修行を始め、ふがふがカフェの占い師として後を継ぎ活動を始め、以前の占い師B先生同様に人気も出る。
これでメデタシメデタシと言いたい所なのだが‥。

それから5年後、Aさんは突然の事故死。
Aさんもまた遺言を残す。
「私が亡くなった3日後、白いコートを着た女性が訪ねてきます。その方はふがふが観音の化身です」

これは、実話をベースに脚色した創作だ。
賢い動物霊は、こんな感じでスピリチュアルに興味を持つ人を次々と自分の眷族にする。
ようはB先生も、Aさんも、ふがふが観音に化けた動物霊に憑かれる事で霊力を発揮していたわけだ。

動物霊は、未来の事もあの世の事も、むしろ正確に教えてくれる。よく当たる。当然人気も出る。
沢山のお客さんから感謝され、功徳を積み、動物霊は力をつけてどんどん神格化する。
やがてBさんのエネルギーが消耗してくると、そのまま事故死に見せかけて、アチラの世界でBさんを自分の眷族にしてしまう。さらに興味を持ちそうなAさんを見つけて同様に眷族にしていく。
動物霊の眷族になると、人間に転生する事が出来ない。このAさん、Bさんを取り込んだ動物霊も、もしかすると元々は、AさんやBさんの様に、別の動物霊に取り込まれた人間だったと言う可能性もある。
二人も死んでる時点で気付けよ!と言いたい所だが、実際にこう言う事に巻き込まれると人間はあり得ない事の方に意識を集中してしまいやすく信じてしまいやすいのだ。「神に仕える仕事だから仕方が無いのかもしれない」と言う具合にだ。
これは孤独の回で話した「一目ぼれ」の原理と同じだ。

本当に高次元の存在の場合、ここまで指示的な事はしてこない。曖昧なサインで、どうするかは本人に委ねる。
しかし実際こんな感じで現れると、それに従わないと神様に逆らってる様で、罰が当たるんじゃないかと考えてしまうのが人間なのだ。とくにそう言ったスピリチュアルを信じる素直な人ほどそうだろう。
他には壁に菩薩様の様なシミが現れ、それを見つけた日から霊力がつくとか、いかにもマンガに出てきそうな、ちょっとカッコイイ!と思ってしまいそうな例もある。動物霊の皆様もマンガを読んで研究してるのだろうか?
それが高次の存在のサインであるのかどうか見分けがつかないから騙される。だから自分の心の領域を常に客観的に捉え、心で判断していくしかないのだ。

 

・自分で作ってしまうパターン

これは低級霊に憑かれると言うパターンとちょっと違うが、意外と身近に起こりやすいパターンなので書いておく。

Aさんは、アニメのキャラBくんの大ファンの女性。部屋にはBくんのぬいぐるみにポスターだらけ。それだけだったら良かったのだが、Aさんは毎朝、毎晩、Bくんに喋りかける。おはよ!おやすみ!時には悩みごとも打ち明ける。Bくん聞いて!聞いて!お願い事もする。Bくん!どうか○○が叶いますように!

そのうち何だかBくんに相談すると、アドバイスをもらってる様な気さえしてくる。Bくんにお願い事をすると叶う様な気もしてくる。なのでさらにますますエスカレート。なんだか本当に会話が出来てるような気さえしてくる。

ある時、大嫌いな仕事の同僚のCさんと喧嘩をする。Cさんの事をすごく憎いと考える。許せないと考える。
すると翌朝、目が覚めた時Aさんはやたら疲れてぐったりしている。ふとBくんが「うまくいったよ」と話しかけてきた気がした。

会社に行くとCさんが突然の病気で休みだ。大嫌いだけど同僚だからと、会社の人と一緒にCさんのお見舞いに行く。
するとCさんは「なぜかマンガのBくんに首を絞められる夢を何度も見るの」と話しだす。
それを聞いてAさんは唖然。
「まさかBくんが私の代わりにCさんを苦しめたの?」

これは「タルパ」と呼ばるものだ。昔の「式神」もこれと同じ様なものでは?と私は考えている。
自分の意識で何度も形をこねて作り上げる事で出来上がる別意識の様なものだ。いわゆる生霊や、呪いも似た原理だろう。
自分では天使さんにお願いしてるつもりが、実は自分の意識で作り上げてしまった天使の姿をした自分の分身だったって事もある。

これは作る側の人間の心が、それこそ安定している状態なら、害は無くむしろ助けてくれる存在にもなったりする。しかし嫌悪や孤独など、心が不安定な状態で作り上げてしまうと自分に害を及ぼす事もあるのだ。
自分の魂を削って作る様なものだから、当然作ってる側の本人はエネルギーを消耗する。
あまりにも特定の気持ちに偏った状態で出来上がったものは、その気持ちに沿って勝手に行動を起こしたりするのが怖い所だ。

なのでヒプノにおいても、私は念の為「光のガイド」ではなく「ハイヤーセルフ」で統一する様にしている。
「ハイヤーセルフ」は言葉の通り「高次の自分自身」だ。その事をまずお客さんに自覚しておいてもらう為にそうしている。依存しないと言う意思をちゃんと持っておいてもらう為だ。
もちろん本物の高次のガイドとして現れる事もあるのだが、そう言う人は「ハイヤーセルフ」という呼び名であっても勝手に繋がってくれる。

 

Pages: 1 2 3 


[ 理解編 ]
| 4.霊的理解 | »
Copyright (C) Yuratofurue.com All rights reserved

illust by atelier PUJA