2.孤独浄化

2.孤独浄化 2011年06月09日 08:00 Pages: 1 2 3

[ 浄化編 ]

孤独がなぜ生じるのか

潜在意識の作用

孤独の領域は「私は愛されていない」と言う不安から片寄りやすい領域だ。だから必要以上に「愛されたい」と言う気持ちが強くなり、愛されていると感じさせてくれる相手に執着する。しかしそれで不安が無くなるわけではなく、いつかまた愛されなくなってしまうのでは?と言う不安はかき消せない。その消える事のない潜在的不安感が様々なトラブルを引寄せてしまう。

この「私は愛されていない」と言う不安感は、どこから生じるのか。これも嫌悪と同様、過去にその原因が見つかりやすい。
ここでもう一度、嫌悪の回でもあった潜在意識の図を見てもらいたい。
嫌悪の回でも書いた様に、図の1、2、3の流れが「孤独」の領域に入るパターンの一つの例だ。

  • エリアシフト 孤独の浄化

では何故、幼い頃に感じた「寂しい感情」が、大人になる頃には「恋愛によって寂しくなくなる」と錯覚するのか。

もちろん幼い頃の感情を忘れてしまうと言うのも一つだが、もう一つ潜在意識にある感覚、感情が、顕在意識まで浮かび上がってくる前に、それを遮る「壁」の問題がある。

心理学では「クリティカルファカルティ」と言う、舌を噛みそうな名前の膜で表現されている。

これは10歳前後の頃に出来る膜で、ある意味この膜のおかげで、潜在意識が守られているとも言われる。他人から傷つく様な事を言われても、この膜が守ってくれるおかげで、潜在意識まで深く傷ついたりしない様になっている。

心理学では偉い学者さん達が、理解し易い様に形のない「心」に懸命に沢山の名前を付けて整理してくれている。
だが、実際にはこの他にも何たら意識だの、どうたら層だの色々あるのだが、学者さんによって違う概念を持ち込んだり言い方を変えたりで、我々一般人にとってはより一層分かり難くさせられている。

誰も見た事の無い形の無いものに形を当てはめようとする事自体に無理があるので、何も難しく理解しようとする必要はない。なので、とりあえずここでは仮に下の図の様に、潜在意識と顕在意識ともう一つ、その間に「情報の壁」と言うものがあるものとして、この3つだけでイメージしてもらえればいい。
上記のクリティカルなんたらも「情報の壁」の一つだと解釈しておいてもらえればいい(下図参照)。
(結局また違う概念で話をややこしくしてる様な気がするのは、多分気のせいだ。)

  • エリアシフト 孤独の浄化

この「情報の壁」が何かと厄介なもので、潜在意識で生じた感覚的なもの、例えばこのサイトの常連さんが好きそ~な第六感的な感覚も、潜在意識においては何か嫌な感覚としてキャッチできたとしても、その嫌な感覚が顕在意識まで上がってくるまでに、この情報の壁によって余計な分析をされてしまう。

体ではダイレクトに「寒気」として感じられる事があったとしても、過去の経験から寒気がするのは「風邪をひいた時」あるいは「気温が低い時」などと言った形で分析され情報に置き換えられ、顕在意識にたどり着く頃には「ああ、ちょっと風邪をひいたのかな」と解釈されてしまうのだ。
ただ、それは正確な解釈ではない為、何となく漠然とした不安は消えなかったりする。

この情報の壁は、我々が大人になるにつれて、この社会で通用する人間になる為に、両親や大人達に教わる知識や情報によって作り上げられる壁だ。
子供と言うのは純真無垢だと言うが、それはこの情報の壁が出来上がる前の、潜在意識が結構むき出しの頃の状態を指す。それだけに本来の魂のパワーがそのまま放射されており、大人から見ると子供は、エネルギッシュで可愛くて光り輝く存在に感じる。

しかし残念ながらこの人間社会で、純真無垢のまま大人になってしまっては、色んな事で沢山傷つく事になるだろう。
だから大人達は子供に一生懸命教える。「人前では大人しくしなさい」「泣いたりしちゃダメ」「ああしなさい」「こうしなさい」と、この社会の常識を沢山覚えさせられる。そうやって沢山の情報で出来上がっていくのが、この「情報の壁」だ。
それによって私達は守られている。刃物は危ないと理解出来るから怪我をしなくて済む。食べられるもの、食べられないものを認識できる事で、安全に生活が出来ている。

その反面この壁の為に潜在意識に入り難くもなっている。人間が他の動物と違い、危険を察知する能力が低いのは、この情報の壁が厚い為だ。
この壁が局部的にも薄い部分がある様な人は、潜在意識でキャッチできるものをそのまま顕在意識で認識し易く、いわゆる霊感が鋭いなどと言った特徴があったりするわけだ。

  • エリアシフト 孤独の浄化

大人は、この情報の壁が厚い為に、感情もあまり表に出せない半面、嫌な事があっても理論的に考えて軽く流せたりする。
しかしその感覚のまま子供と接すると、大人にとっては何でもない事なのに、子供にとってはすごく傷ついたりする。
子供は情報の壁が十分に出来上がっていない為に、潜在意識がとても傷つきやすい。
この時に大人、つまり両親の態度に「自分は愛されていないのでは?」と感じる様な事があると、潜在意識にその感情が刻まれたまま大人になり、事あるごとに「私って愛されていない?」と漠然と感じる様になってしまったりするのだ。

 


孤独の発生要因例

幼少期の寂しさ

例えば幼い頃、家に両親があまりいなかったりすると、子供は寂しく感じるだろう。親が喧嘩したら、離婚したら子供は悲しく感じるだろう。女の子なのに「男の子が欲しかった」なんて言われたら、「あんたなんか産まなきゃよかった」なんて親に言われたりしたら、子供は自分を育ててくれている親に対して無力である事を自覚しているだけに言い返す事も出来ず、親に言われるがまま自分を否定するしかない。そのまま大人になった時、漠然とした自殺願望に繋がってしまうかもしれない。そんな例は沢山ある。

例えば、新しい弟や妹が生まれた時も、親はついつい生まれたばかりの弟、妹に意識が向いて可愛がってしまうものだ。しかしこれが、まだ幼いお兄ちゃんお姉ちゃんにとってはとても辛かったりする。
弟、妹を可愛がる両親を横で見て育つと、お兄ちゃん、お姉ちゃんは、自分でも気付かないうちに弟妹に嫉妬する。

そんな感情が幼い頃に潜在意識に根付くと、大人になった時、必要以上に嫉妬深くなったり、何故かワザワザ友人の恋人を横取りしたくなる感情に囚われたりする。つまり幼い頃、本当は弟、妹から両親を取り戻したかったのだ。その取り戻したいと言う感情が、いつしか「情報の壁」の下に隠れてしまい、大人になる頃には友人の恋人を横取りしたいと言う感情に置き換えられて、そんな行動に結びついたりするのだ。

性的虐待

これは特に「孤独の領域」に偏りやすい大きな要因の一つだ。正直、この問題を抱える女性が意外と多い事に今更ながらすごく驚かされている。
幼少期に性的虐待等があった場合、小さい頃の自分では、それが何を意味するのか理解できず、大人になるにつれて、じわじわと理解が進むと同時に心の傷が大きく深くなるので、とてもつらい。人にもなかなか話せないだけに一人で苦しまなければならない。
特に家族や信頼していた人からの性的虐待があると、人間としての愛情に疑念が生じる為に、異性に対する不信感、嫌悪感が生じて異性不信、異性恐怖症に陥る場合と、逆にそれ自体を何でもない事だと自分に無理に認識させようとして性的関係を必要以上に求める様になる場合とに別れる事が多い様だ。

これはこう言った性的虐待を犯す側もまた満たされない不安感や問題を抱えており、孤独の領域に偏ってしまっている事も考えなければならない。性的虐待に限らず、犯罪の多くは、単純に罰すれば無くなっていくという問題ではなく、その犯罪に至るまでの心の変化に対しても目を向けていかなければ、なかなか無くならないだろう。
そしてその多くが、小さい頃の親との関係性、そして親自身もまた、さらに祖父母との関係性に何か問題を抱えている事が多い。

前世からの縁

自分は小さい頃、親に愛情一杯で育てられたと、でも漠然とした寂しさがある。そんな場合、前世に誘導すると前世においての幼少期に親に捨てられた記憶が出てくるなどと言ったケースがある。
でも多くは今世と前世と似た様な原因が見つかりやすい。逆に言えば、前世でその寂しさが無くならないまま転生した為に、今世でも似た様な寂しい思いをする運命に縁付きやすいと捉える事もできる。
また単に「自分は親に愛情一杯で育てられた」と言う考えを気付かないうちに親に刷り込まれただけで、実は潜在レベルではうまく愛情を受け取れずに苦しんでいたなんてケースもある。(これはまた別の機会に詳しく語る)

嫌悪の領域もそうだが、これら孤独の領域も転生をまたがって続きやすい。これはある意味その状況に馴染んでしまっているとも言える。似た要素を持つ魂と引き合う為に、そう言ったソウルメイトの中で転生してしまいトラブルが繰り返されるとも言える。

何故自分はこんな運命なんだと、何でこんな寂しい思いをつらい思いをしなきゃならないんだと感じる場合、おそらく親も何らかの形で似た様なつらさを抱えているはずだ。
似たつらい寂しい感情を抱えている魂同士だからこそ、惹かれ合って家族として生まれてきたソウルメイトとも言える。

この場合、無理に自分の親も救わなきゃと思う必要はない。自分のいる領域を認識して、まずは自分がその領域から離れる事、自分が楽になる事だけを考えた方がイイ。自分が楽になれば、家族も自然と楽になりやすい。家族全体の意識がシフトし易くなる。
具体的には、基本的に嫌悪の浄化と同じで、気持ちの言語化が中心だが、詳しくは後でまとめて書く。

また、この他、前世そのものが、今世の人間界からかけ離れており、その違和感から今世では人と馴染めずに苦しむ魂もいる。これについては、また理解編の方で語っていくので、ここでは省略する。

カルマによる引き寄せ

嫌悪と同様、恋愛においても罪悪感の生じる行為は、出来るだけ避けた方がいい。必ずと言っていいほど、似た事を人からされるカルマを背負ってしまう。似た行為を他人にされる様に潜在意識が動き、縁付きやすくなってしまう。
裏切れば、裏切られる。浮気をすれば、自分が浮気される、あるいは自分の子供が浮気される等。
これは成した事が返ってくると言う捉え方も出来るが、似たカルマを持った魂が自然と縁付いて家族になっていくと捉える事も出来るだろう。

 


Pages: 1 2 3 


[ 浄化編 ]
« | 2.孤独浄化 | »
Copyright (C) Yuratofurue.com All rights reserved

illust by atelier PUJA